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コロナに揺れる今、大学生の故郷奄美大島への想い。

5月13日。暑くなってきました。地元、奄美の海がとても恋しいです。

【はじめに】

さて、僕は広島で大学に通っています。そのため、コロナに揺れる奄美の状況を肌感覚で感じることができないので、机上の空論であったり、現場とのズレが生じたりすることを考えると、書きにくいこともあるけど、せっかく文章にするので赤裸々に書きます。

何について書くのかというと、これからの社会のこと、経済のこと、奄美のことについて、僕の想いを混ぜながら書きます。

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【これからの社会、経済について】

これからの社会について書くには、今の社会について書く必要があると思うので、まずはそこを書いていきます。

この状況において、医療従事者を除いて、経済的に壊滅しているのは間違いなく飲食業です。壊滅というよりも、箱舟に乗り損ねたお店がたくさんあると書くべきでしょうか。すぐにシフトできる柔軟性を持っていれば、恐怖を見極めて舟を乗り換えることができれば、生き残れることができたかもしれない。

この時期に、マクドナルドは売り上げを伸ばした。本当に驚異的なことです。でも、ずっと伸ばしてきたわけではありません。3月の既存店舗売上利益は0.1%ですが減少しました。これも驚くことですが、52カ月ぶりの減少です。素晴らしいシフトをみました。攻めの姿勢です。もちろん以前から企画していたはずのサムライマックやプッチンプリンのシェイクなどが当たったこともあるはずです。しかし、いちばんの要因は、家庭を意識したクーポン戦略にあると思います。そう考えるのは、客数が18.9%減少し、客単価が31.4%上昇したというデータがあるからです。

実は僕はごく短い時間だけどもマッククルーとして働いていていました。その間はお昼のシフトがメインでたまに夜のシフトもありました。その中で、ランチの時間帯は圧倒的にサラリーマン、サラリーウーマンの利用が多かったです。そんな中で働いていた僕は、休業要請や在宅ワークが普及するとお客さんが少なくなって、利益も減って厳くなるだろうな考えていました。

そんな中、利益を伸ばしたのは、セットをまとめたクーポンを用意したり、ドライブスルー店舗の対策など行った結果だと感じます。もちろん、人件費も減らした結果の利益上昇だと思いますが、こういったシフトチェンジ戦略の切り替えは素晴らしいと感じました。

僕はこれからの社会では、企業はこういったシフトチェンジに耐えることができる企業が生き残れると感じました。というより、生き残るにはシフトチェンジができなきゃいけないと感じました。損切ではなく、シフトチェンジ。既存の強みを活かして、課題を対処することで会社を持続させる、事業をシフトして生き残ることができる会社が強い。そう感じた大学生です。

ここで出てくる持続というのがキーです。生きた社会という海の上で、舟を渡るのはリスクが大きく、慎重に行わないといけないと思います。そこの判断の方法はこれじゃないか?という答えがあります。

それは、徹底した市場の調査。今何が求められているのかデータを見る。もしかすると、データを基にしていては遅いかもしれません。データが出る前に仮説を立て検証する。そうです。イシュードリブンです。

未来を予測するわけではなく、今の現状にスピーディに仮説を立て、検証。シンプルで実行に移せる答えを示す。そういった対応ができる企業が生き残れると思います。

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【これからの奄美】

以上に書いたことを踏まえて、僕が思ったことは、奄美大島の企業はこれからの若い世代に向けて、シフトしていけるような体制がとれていますか?ということです。

もちろん、できている企業や、事業もあると思います。ただ、心配なんですよね。ここで、奄美大島だけでなく、全世界のみなさんに問題定義がしたい。

元通りの世界がやってくると思ってませんか?これからの社会のトレンドは、非接触でできることです。何年続くかの予測は立てられません。ただこの時期に、教育でオンライン化が進み、宅配サービスも顧客が増え、zoomの株価が高騰しました。高齢化が進んだ社会では、入院患者との接触が禁止される中で、今の混乱が落ち着いた医療の世界ではオンライン化が進むとおもいます。

ここで、大事なことは、すべてをオンライン化するわけではないということ。これまでの奄美大島の強みである接触型の事業とオンライン事業の統一を進めることができるのじゃないでしょうか?例えば、決済や旅行の予約管理システムなどをレベルアップさせられる時期ではないでしょうか?オンライン旅行といった動画、ARといった分野も生かせると思います。

奄美大島には独自のメディアが複数あります。そういったところの広告も生活かすチャンスがあります。たとえば、紙媒体ではなく、電子媒体をさらに普及させていくチャンスじゃないでしょうか?

こういったシフトの仕方が僕たち若い世代のための島おこしになるのではないでしょうか?

僕が注目したいのは、教育事業です。特にお金に関しての知識、ファイナンシャルリテラシーを高める教育、これからの社会を生き残るための教育にとても興味があります。

僕は、以前noteにも書いたのですが、お金の要らない社会が来たらいいなと考えています。そのためにも、これから生き残っていくためにも、お金についての知識を高める、既存の社会から別の社会に乗り移るための知識を高めなければなりません舟の乗り移り方を教えられるのはこの時代を経験した世代だけです。

僕も動きます。まだ詳しくは言うことはできないけれど、僕はこの島の未来のために動きますよ。負けない。残したい島のために。

また詳しく説明できるときが来たら、そのことについてnoteを書きます。

では。

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