販売員さんのお買い物同行に同行した話
「プロフィール写真を変えたいからプロデュースして」と、業務委託先の社長から依頼をもらいました。
きっかけは、その人のプロフィール写真がイケてないとわたしがつっこんだから 笑。
前から思ってはいたのだけど、話の流れで言うチャンスが巡ってきたので「このプロフィール写真、リアルと比べて魅力8割減ですよ」とつい言ってしまって 笑。
ただわたしは男性のコンサルやスタイリングは専門外。イメージ戦略の提案はできるけれど、スタイリングはプロにお任せしよう…と、某ブランドで販売員として売り場に立っている知人に依頼をし、提案のサポートをする立場で一緒にお買い物同行に行ってきました。
人のお買い物同行に同行する機会ってないので、色んな気づきがあり楽しかったです。
お買い物同行に同行して学んだこと
今回のテーマはビジネスカジュアル。ジャケット選び、ネクタイやポケットチーフの合わせ方や配色など、メンズのスタイリングについてとても勉強になりました。
それから印象コントロールの方法について。例えば、貫禄や余裕を出したいときにはどういう点に配慮してスタイリングすればいいのか。
女性にとって華奢さはプラスに働くけれど、男性だと頼りない印象になってしまうので、フィット感を重視することが必ずしも狙った印象を作ることにはなりません。
また、男性と女性では体型が異なるので、サイズ選びで注意するところも違うんですよね。
それから、素材や服に関する知識や知見が豊富で、奥行きのある提案ができるのはさすが販売員さん。
イメージコンサルティングだと「服」そのものより「印象」に重きを置くところがあるので、こういう引き出しはお客様の信頼感にも繋がるし大事だなぁと話を聞いていて思いました。
認定講座では深く学ばない領域だけど、サービスを提供する立場としては頭に入れておきたい知識です。
メンズレディース共通するところもあれば、男性ならではの提案ポイントもあって、知見が少し増えました。男性のスタイリングも楽しそうだなぁとちょっとだけ興味がわきました。
自分のスタイルを見直す機会を設けよう
自分以外のイメージコンサルタントやパーソナルスタイリスト、特に強みが違う人の提案方法や接客をみるの、とてもおすすめです。
お買い物同行の進め方や提案の仕方って、フィードバックの機会がないと自分の型ががっちりできてしまいがち。
なかなか同業者の仕事を見られる機会ってないですが、自分がお客様としてサービスを受けてみるとか、他の人の仕事ぶりを見てみるのはよい経験になりますね。