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隠れていた感情と目が合ってしまった時…
セミナー、オンラインセッション、グループワーク、またセミナー…と 目まぐるしく沢山の方と対話する中で
日々、内観と客観性を意識しつつ仕事をしています。
そんな中、体のどこかに折りたたまれていた古い感情が 誰かの言葉が引き金になって 浮上するケースってあって…😓
セッション中は クライアントさんと向き合っているようで 実は自身を掘り下げているんだなと痛感したりします。
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怒りに代表される突発的な感情って複雑で扱いにくい…
抑え込むべきか、表に出すべきか?
悩んだことってないですか?
怒りや憤り、悲しみは内に秘める事で関係性が平和に保てたりします…
泣くのを堪えたり、異和感を言葉に出さなかったり。
当然、副作用はあります…
外に出さない分、内側の狭い空間で感情に圧がかかり、さらにグルングルン渦巻いてしまう。
即座に感情を出さない事で 穏やかな人だなぁ、大人だなぁ、器が広いなぁ、優しいなぁ、と思われる利点?もあるけど
頻繁にそれがあれば、長期的な慢性のストレスになります。
感情の膿が溜まり、ある日破裂する可能性があるんですね。キレるってやつ…
感情を抱え込んでいる自分が可哀想になり被害妄想がひどくなるケースもあります。これも怖いです。
重要なのは、まずは怒りや他の感情を否定も肯定もせず、自分がそれと対話することだと思っています。
「感情の承認」って呼ばれてます。
怒りは悪い感情ではない。
自然な反応である、
と知っておく。
何よりも
怒っていいんだ、いや怒るべきだ、と知っておく。
なぜ怒りが沸いたのか?
どうだったら良かったのか?
相手と意思疎通が出来るなら
攻撃的ではなく、自分の主張を伝えられるのか?
そんな事もさぐってみる。
どっちが悪い、相手のせいだ!と自分の正当性ばかりを張り合うのではなく、お互いに「理解されたいんだよな、わかって欲しいんだよな」
と言う立ち位置に移動してみる。
感情が落ち着いたら
視点も広がります。
仕事仲間や友人たちと 意見の相違から不穏なムードになった時、「どんな表現をしたらよかったのか?」と私もよく考えます。
まずはノートに書き殴ったり、吐き出したり、散歩行ったり、深呼吸したりしています。
わかりやすい、シンプルがいい、って 事を言う方もいますが…
それ、何でもかんでもに当てはまるわけじゃない。
ましてや感情はとても複雑です。
謝れば済むわけでもないし、言い訳かばかりも…なんかおかしい。我慢すりゃいいってもんじゃない。
そして傷になると 治りも遅いんですよね、これが。
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どうだったら
スッキリしたんだろう?
これをツラツラ考えると
自分の求めていた着地点が
見えてきて…
自分のエゴに愕然とすることもしばしば。
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さらに感情が動くと肉体が疲弊する…
セルフケアとしての瞑想やジャーナリング、軽い運動なんかで感情をコントロールすると随分と気持ちが丸くなります。
思考や心の鎖は 身体が解放してくれる事も多いんです。
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感情って自分の状態を知る「内なるメッセージ」と、セッションではお伝えしています。
完璧な感情制御なんて存在しないし、むしろ、自分の感情に優しく寄り添う必要がありますよね。
あなたの怒りは、あなたの声。
それを聞く勇気を持つ。
感情との付き合いかた…って難しくて、セラピストを探す旅だなあと思う事があります。
自分が自分の
セラピストになれたらいいですよね。
でも、それは…
鏡をいつも正面から見ているようなものかも知れませんね。