比較され選ばれるためにすべきこと
ゴールデンウィーク突入です。例年なら、気分はウキウキってところです。旅行に、ショッピングに、みんなで集まって、バーベキューなどなど、長期の休暇にしかできないことを計画して、いよいよ実行って時です。
楽しくないってことはないはずです。楽しい時間に決まっています。
今朝は、ニンジンジュース+パンの朝食をとりながら書いています。暖かくなってきたので、こうした朝食は、朝から気分も軽く、ガンガンかけそうなので、余計なことも、ついこぼれてしまう可能性大です。
コロナとは言え、なかなか、こうながくなると精神的にも「我慢」だけでは気分も乗らないというのが本音。そういう方は、たくさんいると思うのです。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」っていうことかもしれません。「悪い」と思いつつも、「みんなもしている」から、で、見つかると、大抵の人は、「他の人もやっていること」と言い訳を始める。あるいは、「そうするしかなかった」と人のせいにする。
悪循環の始まり。
「販売」も心理としてはコロナとよく似ている
ネットビジネスの3つのフェーズのうち、「販売」することに焦点を当てて話をしてきました。
販売というのは、前回お話した通り「多くの競合の中ら選ばれる」ということが重要な要素になります。
そして、お客さんからすれば、「選ぶ理由」がなければいけません。そして、多くの場合、「感情」が購買意欲を支えているといわれています。
購買決定の前に比較をしながら、最期は感情で判断する
購買の前には、必ずといっていいのが「比較をする」という行為です。
商品の性能はもちろん、デザインや素材、そして、価格など、比較する点が何かはお客さんにしかわかりません。
でも、最終的に「購買決定」は、感情が大きく影響します。つまり、「欲しい」って思わない限り買わないということです。いくらいい商品だとしても「欲しい」と思ってもらわないと買ってもらえません。
集団心理は大きな感情要素の一つです
例えば、おいしいと評判のラーメン屋ができたとしましょう。みんながおいしいといって、並んでまで食べたいと思うのは、集団心理の一つです。
たとえ、近所に昔からある「自分でおいしいと思う小さなラーメン屋」があったとしても、新しく、多くの人が集まるラーメン屋に並んでも食べたい。と思うのは、集団心理です。
コロナが流行するのも、同じかもしれません(これだけの理由ではないですよ)。自粛をしないといけないとわかっていても、「ここまで我慢してきた」「みんなも外に出ている」「旅行している」「ショッピングしている」となると、自分だけ我慢していると考えてしまうのは自然なことではないでしょうか?
ゴールデンウィークにホテルなどのキャンセルが多くなった。観光客は例年の2割、3割という状態ではあります。ですが、その中でも、「人が動いている」のを見れば、そうした人がいることが引き金になって、「私も近場なら」って思ってし舞うのは仕方がないのかもしれません。
集団心理だけではないが、「人の感情」をコントロールできれば「売れる」
「販売」で最も注目すべきは、「人の心理」です。
比較して、検討して、「この商品なら」というところまで集客できた時、最後に、その背中を押すのは、感情のポイントを見つけることです。
それを見つけることができれば、あとは、ぽんと背中を押すだけです。
次のようなフレーズをあなたは聞いたことはありませんか?
「みなさん、気にっておられますよ。」「今年の人気商品で、残り少なくなってきました。」「この商品と一緒に買われる方が多いです。」などなど。
感情を刺激する。これが「販売」のポイントです。
比較して選ばれるために必要なのは「欲しい」と思わせること
最期の一言が効果的になるようにするには、「欲しい」と思わせることです。
「欲しい」と思わせることさえできれば、あとは、集団心理でも、ほかの感情を刺激する言葉でも、効果的に働きます。
次回は、「欲しい」と思わせるにはどうするか?を話していこうと思います。