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皆んなでハレとケ古民家のリボス塗装〜M図建築工房


僕は大工です。家や店舗をつくるのが得意です。今日はM図建築工房の主に普段は事務所いるメンバーと「ハレとケ」の古民家の木部塗装をしました。

現在2024年2月、私がM図建築工房を設立したのが2011年の1月、13年程前です。

その頃の僕は自身に満ち溢れ意気揚々と独立したものの全然大工の仕事がありませんでした。ハウスメーカーの下請けは絶対にしないと決めていたのもありましたけど仕事の取り方も知らない職人です。そりゃそうだろうと今なら分かります。間違いなく勘違いヤローでした。

何とか友達の紹介でウッドデッキや板塀などの外構の仕事を頂き何とか食いつないでいました。

妻が休日の時は塗装を手伝ってくれた
夜も塗装
来る日も来る日も塗装
工場でも塗装

来る日も来る日もウッドデッキや板塀をつくりその当時は一生この生活が続くのかと、、、。
少しは家づくりとかお店づくりとか大工さんの本業の仕事がしたいなぁと思ってころですね。なんだかんだで5年ぐらい頑張ったのでだいぶ塗装の技術もあがりました。

建具枠は松宮さんの担当
鴨居塗装(かなさん)
登り梁塗装(リボス)

そんなことで本日の木部塗装、宮崎塗装の清水口社長、弊社の工務チーム鬼束の指導の元皆んな集中して楽しそうにリボスを使って塗装する姿はなんか幸せだなー。と思える1日でした。
これもM図建築工房の歴史であります。

宮崎塗装の清水口夫妻2012年
2011独立記念日

あの当時は初めての事ばかりで上手くいかない事ばかり続いてました。それはなんだかんだで今も同じで自分が新しい何かにチャレンジしているうちはその悩みは続くのだと思います。
しかしながら一生懸命やって、やり切って上手くいかない人生も面白いかと。だから後悔しないように一日いちにちを生きるのですね。
本日の塗装は初心に帰れるよき日となりました。

2012大工の仲間達