私たち日本人は本当に酷いことをしているのか?
私が訪れた和歌山県の太地町では、今イルカの追い込み漁が最盛期を迎えています。
私が講師をつとめる専門学校では将来動物園、水族館で働く子を対象に集めています。
その園館に対して昨今、国際的な批判が一部の動物愛護団体、環境保護団体からあがっております。そして太地のイルカ漁や動物を扱う祭事に対しても批判されています。
専門学校で学生に言っていることは「果たして私たち日本人は本当に酷いことをしているのか?」です。これを永遠のテーマにしています。
そのような中、高家神社(たかべじんじゃ:千葉県千倉)では庖丁式という儀式が毎年行われています。
ここは日本で唯一料理の神様を祀った神社として知られています。
食、命、自然への敬意の表れか人間の手を触れることなく、鯉、真鯛などが捌かれます(この時は鯉でした)。
「果たして私たち日本人は本当に酷いことをしているのか?」。このことからも日本人の自然観から見ると決してそうでもないのではないでしょうか?
そんな高家神社では、今月17日の神嘗祭、11月23日の新嘗祭でも庖丁式が執り行われるようです。
是非とも日本人の自然観を見に行って下さい。
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