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コロナ対策

コロナの第3波

 当初より想定されていましたが、コロナの感染が拡大しています。

 いよいよ外出自粛や飲食店の時短要請が始まり、緊急事態宣言まで視野に入ってきた感じです。

 我々外食企業としては、死活問題となる時短要請。お酒をメインとして扱う業態では、補償がなければとても立ち行かない所も多いのが現実です。

 外食企業の特徴は、買い掛けと現金売上という所にあります。近年ではキャッシュレスが増えてきていますが、それでも現金での売上が多くあります。

 これによって、売上が下がった時に2ヶ月前くらいの支払いが来るのです。更に家賃は前払いが基本です。こうなると現金が回らなくなります。
 更には、この買掛の支払いが滞れば、納品業者側の不良債権となり、負の連鎖が起こります。こうなったらどうなるか、火を見るよりも明らかです。

 これを自治体には理解してもらわなければいけない。

どう対処するか 

 もちろん、コロナ対策は絶対に必要です。人が動くことによる感染拡大へのリスクは非常に高いです。そこを押さえる必要はあります。

 感染が広がることによって、1番の問題は医療ですね。重症患者が増えることによって病院の受け入れができなくなると、通常の患者さんの治療がままならなくなる。コロナによる患者さんの問題だけではなくなる、ということになります。

 そこを抑えるために、やはりまずは自己管理をしっかりすること。手洗い、うがい、マスクそして3密の回避。
 それを満たした上で、経済を最低限回すということになろうかと思います。

 外食の業界では、手洗いとうがいの推奨と衝立、換気などの対策が絶対になります。その上で、お客様に協力を求めて営業していくしかありません。もちろん強制力はありませんし、もしも感染者が確認されたら、それこそ営業がままなりませんからリスクとは隣り合わせですが。

 答えは出ませんが、上記のように現実を見ると、かなり危機的な状況です。感染自体を怖がるのではなく、重症化することを恐れるのが現実的ではないかと思います。軽度で抑えることで、抗体ができますから、少しずつ体がコロナに対抗できるようになるとも考えられます。

 本当に難しい判断ですが、正しい情報を持って対応したいものです。

 今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。

岡本昌巳

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