お辞儀にはすごいチカラが
この本を読みました。
一度簡単に紹介しましたが、改めて紹介したいと思います。
「礼に始まり礼に終わる」
日本人であれば、この言葉は知っていると思いますし、この意味はよくわかると思います。
この言葉の通り、実はお辞儀にはすごい力があるというものです。
人間関係に悩みがあったりしませんか。
お辞儀はコミュニケーションの基本
「きちんとした」お辞儀をすることで、自分の状態をクリアにでき、人とぶつかりを起こさずに関わりを持って物事を進めていくことができるのだそうです。
それも、無理して自分の感情を抑え込んだり我慢して前向きに捉えようとしたりするのではなく、ありのままの自然の自分でこの状態を作ることが出来というものです。
人は1人では生きていけません。仕事でも日常生活でも必ず誰かと関わりを持っています。その時に人間関係で悩むことは多くあります。それがこのお辞儀のチカラで無理することなくクリアできるとの事です。
ここで起こることは、自分のなかの余計な感情が削ぎ落とされる事で、人とのぶつかりが起こらなくなるというもので、自分の思い通りにできる神通力とかそういうものではないです。人とのぶつかりというのはエゴのぶつかりです。そのエゴを消すことがお辞儀によってできるのです。
それによって、自然とぶつからなくなるのだとか。
文字で読むと信じられないような内容ですが、これを体感する方法も書かれています。不思議な感じですが、実際にやってみると実感できると思います。
1回5秒程度でできるお辞儀で、自分の変化を感じることができるというものです。これくらいであればやってみる価値はあるのではないでしょうか?
基本が大事
武学というのは、非常に奥深いものですが、この本で紹介されている「禮法」が基本であり奥義とも言われます。
基本がなければ応用ができないものです。全てにおいて基本が最も大事である事に変わりはないという事だと思います。
この本にはそれ以外にも、なるほどと思える内容が盛りだくさんです。
武学というものの深さを感じることもできますし、人生をより良くしていくためのヒントもたくさん載っています。
それも全て、自分で体感できるものです。
武学って面白いと思います
その意味で、ただの自己啓発本ではないです。誰がやっても同じ結果が出るのが実証できるというものです。人間の体って面白いと思います。
日常で人間関係に悩んでいる。人生の目標が見つからない。やる気が出ない。などもっと楽しく充実した日常を過ごしたいと思う方は、ぜひ一読していただければと思います。
きっと新しい発見があると思いますよ。
今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。
岡本昌巳