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2・価値観形成      1)家族からの影響

前回の投稿につづき
家族の在り方は様々ですが、その影響が大きく関わるのが、価値観形成です。これはごく自然なことで、例えば口癖から嫌だなと、思っていたことが身についてしまっていた!なんて経験ありませんか?

40代になって、子育てをしながらモヤモヤする違和感となんかスッキリしない胸の内、、、
それが自分と向き合う壁であると気づくか
一時的なことで解消するか?これからの人生において大きく変わってくるところだと実感しています。
あなたはどう思いますか?

しかしながら、あれこれお伝えする前に、最初に言っておきたいことは、この価値観形成は、家族を責めるというより、原因がわかり向き合う部分を見つけることが自分の進化に多大なる影響があることを経験してきました。育ててくれた家族も一人で大きくなったわけではありません。必ずその家族も色々経験しています。そのため、家族を責めても仕方がないこと。自分の嫌だと思った経験を、子どもにバトンを渡したくなければ、自分で終わらせるという気持ちがとても大切だと私は思います。

さて話は戻ります
我が家は、両親の離婚により、母をバックアップする存在は、母の両親と妹の存在が大きくしめていました。かなり影響力のある存在と言っていいかもしれません。大正時代からの祖父母、昭和時代の叔母。子育てのなかでも携わってくれたことから、『こうでなきゃいけない』『それは常識』『普通は○○』『これはおかしいからこれにしない』、、、などなど、上げるときりがありません。
今思うと自分の考え以前に、強制力のあるしつけからの形成になんも違和感なく生きてきた数十年だったこと。環境から形成される教育の大切さを身に染みます。

このような言葉が、日常で会話として飛び交っている中育ったのですから、必然的に〇✖思考の二元論で頭ががちがち状態になっていたのは必然です。
(二元論について、ご存知ない方は調べてみてください)

そのため、過去10代~20代に付き合ってきた人の中に、意見が合わない人がいれば、ものすごい言い合いになったこともありました。そして、「あの人とは合わない」と決めつけてしまい、ご縁が終わってしまうこともありました。

今思うと私の未熟さゆえ頑固であり、「自分の意見が絶対正しい」と思い込んでいたことが原因だということをとても恥じています。
そんなことがあったとしても、自分との向き合い方がわからなかったし、そもそも自分が悪いと思っていなかった痛い話。大きく成長を妨げていた事実に胸が痛い思い出です。

でもなぜそんな思考のクセがあったのか?自分の過去と向き合って書き出したからこその大切な記憶です。

この自我でどれだけ損をしていたか、、、
自分と似たような人ばかり出会っていたら、楽で楽しいかもしれません。しかし、そんな自分にも気が付かないし、何も変化しない。こうしたことも40代過ぎてからの振り返りでわかったことです。

一方で、価値観が違うことで大きな学びはありますが、自分のペースを崩される場合は別の話。仕事で関わるパートナーとして関係を作る場合、大人として仕事に対する姿勢や態度、時間についても簡単に起動修正できることではありません。そもそも本人が意識しなけれは意味はありません。

そして一度信頼関係が崩れると切り替えようとしてもなかなか難しいことは経験しました。そうなった場合は、どちらが悪いとかいうよりも、お互いにとって契約を解消したほうがいい場合もあると思っています。それは同じ熱量でなければ失礼だからです。しかし、契約終了の最後が大切。それは、ご縁をいただき関わってくれたことに、改めて感謝の気持ちを伝える。忘れずに締めくくることで何一つ無駄にならず学びに変わるからです。起こる事象は、成功するための次のステップに過ぎないのです。

この人格形成で悩む40代は、本当に多くいらっしゃいます。誰にも言えず悩みを抱えている毎日に、夫婦関係や子どもとの関わりも自責思考から体調崩される方が少なくありません。

私も40代半ばに向き合ってきたからこそ、今こうして振り返ってみることができるのです。

つづく


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