採用は焼き肉だ!?
こんにちは。
働くことを「好きな時間」に
株式会社freefaithの佐藤です。
今回は、
「良い人材を採用する方法」のお悩みについて紹介します。
23歳から中途採用や新卒採用の面接や職業訓練校での面接やキャリアカウンセリング、学生の就活支援、部下の1on1ミーティング、クライアント先社員との個人面談など、数え切れないくらい面接や面談をしてきました。
延べ人数で言えば5,000人以上は経験してきたかと思います。
価値観、性格、働き方、育てられ方、環境、人生観など一人一人全員が違っていました。言葉の通り「十人十色」です。
仕事を楽しめる人と楽しめない人
目標がワクワク感の人とプレッシャーの人
すぐにやる人と慎重な人
よく話す人とあまり話さない人
何でもやりたい人とできる範囲でやる人
採用の基準は会社や部署、職種によって違いますし、面接担当者によって読み取れるものが違いますので、基準に沿った採用は難しいと感じている方も多いと思います。
正直、「実際に仕事しないとわかんないよね」と言われる採用担当や配属先責任者も多いです。
採用基準にズレがないように、質問シートを作ったり、面接表を作ったり、面接トレーニングをしたりしてますが、それでもマッチしない採用になることがあると聞きます。
何故、事前に採用方針や求める人物像など決めていたのに、採用結果にズレが生じるのでしょうか?
それはとてもシンプルです。
面接官が明確な基準を持っていないから
が原因であることがとても多いです。
え!?そんな当たり前のこと?
そう、その多くが採用方針や人物象を決めただけで、それに沿った質問も考え、基準も作っただけなんです。
「いやいや、方針に沿った質問も基準も作って、それで採否を決定したんだから、それで結果うまくいかなかったら、一緒に働いてみないとわかんないということでしょ」
だったら面接なんてやらなくていいのでは?と思います。
面接で見極められないなら、その採用フローは無意味ですし、生産性を下げる活動だと思います。
実は、教育の場でも同じ原因、現象が起こることがあります。
教育方針を立てて、教育プログラムを決め、効果測定の内容や方法など決めて、実行します。
その後、現場に戻ったら、研修前と何の変化もなく、意味があったのだろうか?
なんていう事はよく聞く話しです。
そもそも、本質的なところを忘れてしまってるのはないでしょうか?
採用も教育も、
一緒に働きたいと思える人を増やす活動
であることをお忘れではないですか?
一緒に働きたくない人が増えたら生産性は落ちますよね。
一緒に働きたいと人が組織に何人もいたら、安心しますし、やる気も上がるし、相談しやすいからコミュニケーションがスムーズになります。
トップ画像の焼肉を食べる時に似ていると思います。
何の肉を食べよう=欲しい人材
食べ方=面接の仕方
焼き加減=採否の決断
食べる=一緒に働く
そもそも、食べたい物=「一緒に働きたい人」
ではない場合、関心は持てないのが人間です。
どんな人と一緒に働きたいかという「感情レベル」で人材要件を捉えることは、とても大事なことです。
ジョブディスクリプション=役割定義がここ数年企業で活発に取り組まれています。
どれだけ契約内容を明確にしても、それを持続できる組織の中の心がなければ形だけのものになります。
美味しいお肉をしっかり味わえるように、私たちが本当に味わいたいものを感情レベルで考えてみると、今まで見つからなかった採用の仕方を見つけられるかもしれません。
どうせ同じ時間を過ごすなら、思いっきり楽しく進んでいける仲間を見つけていきましょう!
追伸
何で今回「焼き肉」を例えにしたかというと、
今日は焼肉の気分だったからです(笑)
その時の気持ちをそのまま出すことが、これまで苦手で閉鎖的な気持ちになることがありました。
自分の気持ちをアウトプットしてみてください。
きっと気が楽になりますよ^ ^
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