都会をサバイブするアイドル、中山美穂
こんにちは。
音楽冒険家の小倉です(^^♪
今回は中山美穂特集です。
昨年から“シティポップ”が注目されてます。
日本のみならず、世界中で流行ってますよね。
今回、クローズアップする中山美穂さんの作品にもシティポップの香りが漂う作品があるのでご紹介したいと思います。
1990年3月21日発売 18枚目のシングル
春を感じ、心躍るナンバーです。
アルバム『All For You』からのリカット。
音楽番組で楽しくリズミカルに踊り歌うミポリンがとても印象的でした。
この頃のミポリンはアイドルから大人のシンガーへ変わりはじめたころかな。ドラマでも大学生の役を演じたりと。
そんな中リリースされた作品。
作詞は松井五郎さん。
この曲を提供されたのはCINDYさん。
彼女は作曲家として中山美穂さんに『人魚姫 mermaid』『Witches』など数多くの作品を提供し、中山美穂さんを覚醒させた方と言っても過言ではないかな。
彼女が作る作品は都会的な香り漂ってくるんですよ。
その楽曲にのって歌う美穂さんは、さながら都会をサバイブしているかのようで。
そこで、注目していただきたいのが、”ミポリンの声の質”。
上手すぎると曲に乗らない。嫌味に聴こえる。
ミポリンの声質は絶妙なんですよ。
だから聴いていて心地よい。
楽曲提供したCINDYさんは、山下達郎さんや松任谷由実さんのレコーディングにコーラスとして参加されてました。
ですが、2001年、ご病気で他界されました。
CINDYさん、美穂さんの作品をいくつかセルフカバーされてます。
本日紹介するのは中山美穂さん15枚目のシングル『ROSÉCOLOR』。
こちらは、1991年発売のアルバム『Don't be afraid』というアルバムでCINDYさんがセルフカバーされてます。
CINDYさんが歌う『ROSÉCOLOR』
これがまた良きなのよ~。
都会の片隅に咲く一輪のバラ。
都会の風に揺られながらも凛として咲いているイメージを僕は感じました。
まだ聴いたこと無い方、ぜひ聴いてみて。
このナンバーは資生堂 '89春のキャンペーンソングでした。
楽曲も春を感じさせるテイスト。
あまり音楽番組で歌うことが少なかったのかやや隠れた扱いかな。
でも、本当にいい曲なんです!
19,20歳のミポリンが妖艶!
この難しい歌をシングルリリースしたミポリン陣営に拍手を送りたい!
もう一度、言います!名曲です!
作詞は康珍化さん。
編曲は鳥山雄司さん。
という豪華な布陣も注目!
最後にお届けするのは中山美穂さん22枚目シングル『Rosa』です。
シティポップでは無いけど、ミポリンの作品を語る上でこの作品はハズせない!
作曲はAKB48など数々の歌手に楽曲提供された井上ヨシマサさん。
作詞は一咲。これはミポリンのペンネーム。
作詞はミポリンなので、ミポリンの世界観を感じて!
楽曲はラテン・モード全開なハウス・ナンバー。
この作品、ある意味、中山美穂さんの問題作だと思うんですよ。いい意味でとち狂ってる。いい意味でですよ。ミポリン、攻めてます!
1991年7月16日リリースされノンタイアップながら約30万枚超える売り上げを記録。
音楽番組や第42回NHK紅白歌合戦で、バックダンサーを携えて踊りながら歌うスタイルがめちゃくちゃカッコイイ!
『世界中の誰よりきっと』『ただ泣きたくなるの』だけがミポリンじゃないよ(^_-)-☆
今回は”シティポップ”を切り口に中山美穂さんを語ってみました。
現在、『Miho Nakayama Concert Tour 2023 -Trois-』と題した全国ツアー中。
もっともっと僕らを”WAKUWAKUさせて”ほしいですね。