今日、2月19日からの約2週間は、二十四節気の「雨水」。冬至から春分までの3分の2が過ぎたことになる。
梅があちこちで満開となり、春の味覚が少しずつスーパーの店頭に並び始める。アサリの酒蒸し、セリ鍋。
富山のホタルイカは、3月1日が漁解禁(情報源:NHK)。
和菓子屋では、「下萌」と名のついたお菓子が登場する。枯れ葉の下に芽吹いた様子を表現するのがオリジナルらしい。お店によって表現の仕方がバラバラなのが興味深い。そんな中で、目に止まったのが、東京の岬屋の『下萌』。
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この表現の仕方は、素晴らしい。枯れ葉の下の芽生えを表現していると同時に、硬い葉芽が綻んだ様子にも見える。
が、茶色では地味すぎるのか、雪の下に芽吹いた様子を表現するお店も多い。この季節、雪が降ることもありうるので、それもありだろう。
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