【藤圭子の歌碑】新宿日撮り歩記
藤圭子
懐かしくこの名前を聞く方も多いことでしょう。
とても美しい顔立ちでしたね。
しかし、その美しさとは裏腹に、影がある表情とドスの効いたかすれ声で、歌う曲はどれも「恨み節」とも言える女性の感情を表したくら~いものでした。
娘である宇多田ヒカルとは正反対ですね。
昭和44年(1970年)に発売された「圭子の夢は夜ひらく」が大ヒットし、大ブームとなりました。
演歌歌手といえば、今は和服を着ていることが多いようですが、私は藤圭子の和服姿の記憶はありません。(私だけかな?)
この藤圭子の歌碑が新宿区内に二つあります。
一つは西向天神社(新宿区新宿6-21-1)にある「新宿の女」の歌碑。
藤圭子はこの曲でデビューしたのですが、その発売キャンペーンの出陣式をこの神社でおこなったそうです。
もう一つの歌碑があるのは花園神社(新宿区新宿5-17-3)です。
境内の芸能浅間神社の敷地内に建てられている「圭子の夢は夜ひらく」の歌碑。
「新宿」という言葉が出てこないこの曲の歌碑が何故、花園神社なのかを知ることはできていませんが、芸能関係者が詣でたり、奉納したりすることが多いことと関係があるのかもしれません。
藤圭子は2013年に62歳で亡くなりました。
自死だったそうです。