【しあわせは】
まともに働くこともできない体になってしまって、自分は不幸だ。
こんな人生はやめにしたい。
何度そう思ったかしれません。
でも、そのたびに壁に貼ってあるこのスカーフが励ましてくれます。
「しあわせ」とまでは思えない。
でも、もしかしたら、自分の人生はまんざらではないのかもしれない、と。
この病気になったから出会えた人たちがいる。
同じ病を抱えた人たちとのSNSを通しての交流。
病気に限らず、生き方を学ぶための講習で出会った人たち。
カウンセラーさんや支援者さんたち。
こんな私を許してくれている職場の人たち。
みんな素晴らしい人たち。
この病気になったから知ったこともある。
心理学、哲学、思想、詩、歌、等など。
どれも、自分が生きる指針を与えてくれる。
もし、この病気になっていなかったら出会えなかった人たちやコト。
だから、もしかしたら私は「不幸」ではないのかもしれない。