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love is
少し前の話になるけれど、
週刊キャプロアの2号のテーマが「愛と性」だった。愛のコラムを書くのにすごく苦労したのを思い出した。
愛ってなに?性を書く勇気は当初なかったので、愛について書くしかなかった。
なんだか美しいっぽい愛はわからない。
毎日必死で考えて、とりあえず誰かの格言みたいなものとかを眺めてみたりして、なんとかかんとかコラムに仕上げた。
愛とは何か。
これだ、と思える答えにわたしはまだたどり着けない。死ぬまでに見つけられる自信もない。
けれど、あぁこれは愛だなぁと見ていて思うことはよくある。
あの人もこの人も愛に溢れている。わたしの周りの人はみんな愛をまとっているように見える。
わたしの中に愛があるかどうかわからない。ないから見つけられないのかもしれないけれど、愛のようなものがもしあるとするとすれば、音楽のように共鳴しているのかもしれない。
波動とか周波数というとわかりやすいんだろうけれど、わたしはよくわかっていないので別の言い方をすると、
自分の中にある何かが、誰かの愛に触発されて震えているような感覚。
愛はぬくもりだと向田邦子さんは書いていたけれど、それが一番近いのかもしれない。
氷みたいなわたしの中心がなんだか温かい。
でもときどき、そのぬくもりが冷たさを際立たせたりすることがある。
ときどき、こんなふうに思ったりもする。
暗いかな。
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