雲外蒼天の女、ついに完結!
(敬称略)
5月8日(水)
高田 郁著「みをつくし料理帳 特別巻」花だよりを読みました。
「八朔の雪」から始まり11作目がこの「花だより」です。
でも、この物語を知ったのはテレビドラマからで、何人かの女優さんが
演じられていました。
個人的には、主演 澪を演じられていた黒木 華が役柄にピッタリで
一番好きでした。
是非、この本を読みたい思いが募り本屋であるだけのシリーズを購めました。
その頃は、まだ全作は無かったので時折り本屋に通って待ち望んでいました。
雲外蒼天とは、どんな試練でも努力して乗り越えれば、快い青空が望めると
いう意味で、澪が少女の頃ある高名な易者から「この子は雲外蒼天の相がある」
と観られたのです。
主人公 澪は、大水害で孤児になり様々な人達の助力で一流の女料理人となり
蓄財をして吉原に売られた幼馴染の野江を救い出す二人の女の子の固い絆の
物語でもあります。
私がこの物語に魅せられたのは、澪があらゆる努力をして女料理人になっていく
姿に感銘を受けたからです。やはり、この世の中生きていく為には男性、女性に
関わらず、自分磨きを怠らず乗り切って行かなければいけないと思います。
最後に、説教じみた話しで申し訳ありませんが、私もこうありたいと
常々思って日常を生きています。