エイリアン インタビュー
1947年7月7日、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウエルの近くにある農場で、一機の「空飛ぶ円盤」が墜落した。ETは全部で三体、うち二体は即死。残り一体は、アメリカ陸軍航空部隊によって捕獲された。事件の真相はその時以来、アメリカ合衆国政府によって今日まで固く隠蔽されたままにある。唯一生存した一体のETは、米軍基地の厳戒態勢の中、女性看護師マチルダとのテレパシーによるエイリアンインタビューが始まったのである。
藤本曻士著「壮大なる我が天の川銀河系の超策謀!」の序盤です。私はこの本を読んで、余りにも都市伝説っぽいので作者には失礼ながらそのまま信じて良いものかわかりませんが、こういう考え方もあるかも知れないと思い書いてみました。
1947年7月9日から8月初旬までそのインタビューは続けられました。そして彼女が終生隠し続けた諸々の記録文書のコピーと手紙は、ある編集者を通して世に出版されたのです。彼に送ったその小包便到着日の数ヶ月後にマチルダは自らの命を絶ってしまいました。享年83才でした。
その内容とは地球の人類は地球で誕生し進化したものは一人もいない。全人類はそれぞれの自分の出身惑星を持ち、そこから遥か遠くの地球へと流されて来ました。地球上において言語や文化そして宗教が、これほどまでに根本的に異なるのも、それぞれの惑星から政治犯やもはや必要とされなくなった芸術家などが流されて来ているという事で理解できるのではないだろうか。
そして、生き残りのETの事を作者はエアルと呼んでいます。エアルはドメイン遠征軍の士官であり、パイロットであり、エンジニアでもあります。エアル達の歴史はかなり古く約80兆年前には既に宇宙を旅行するテクノロジーを開発しており、宇宙の太陽系領域を調査していました。ドメイン遠征軍は今から8200年前に地球上に降り立ったものの旧帝国の勢力によって地球外へと二度と脱出できない様にバリアーテクノロジーにより、地球に閉じ込められてしまったのです。それ以来、ドメイン達は地球生物の身体を持ちながら延々と輪廻転生を強いられており、過去の一切の記憶を完全に抹消され、それと引き換えに偽りの情報を置換されたままの状態で、今なお地球人として肉体の中で棲息し続けているのです。
このインタビューの内容をみて信じるか信じないかは貴方次第です。