お咳の人
先日の娘達のお迎えに行ったら、次女の担任の先生から「お昼寝の時に咳がひどくて途中で目が覚めました。」とお知らせがあった。
ここ最近、鼻水は出ていたけれどついに咳も出始めたかと。
夜も眠りが浅く、夜泣きがあったりと調子が悪いご様子。
翌日は、 幼稚園の育友会主催の秋祭りがあり、役員をしている私は幼稚園に行かねばならなかったのだけれど、『娘の健康には変えられぬ!!それにここで無理したら拗らせそう…』という母の勘をスルーさせる事なく大事をとって欠席させてもらい、久しぶりに次女とゆっくり過ごした。
姉妹2人の成長を振り返ると長女は第一子という事や、発達ものんびりだったので心配事が多かったのだけれど、次女は人見知りはあれど動きは活発で理解力もあるタイプ。
自己主張も強いし、家の中ではムードメーカー的なポジション。
となると心配事ってあまりなくて、そんな次女の事を私はじっくりと見つめられているのかなと頭の片隅で感じていたんだけど、始めたばかりの仕事や日々のタスクに追われていた事や彼女の明るさに甘んじてスルーしてきたなと気付かされた1日でもあった。
その日は2人でのんびり公園に行き、彼女の遊びにじっくり付き合う。ケラケラ笑ってすごく楽しそう。
公演の後は図書館へ。じっくり本を選んだりその後は2人でランチをしたり。
するとランチの途中で娘が私に「かあちゃん、だいすき」と言ってきたんです。
我が家は「大好き」というワードは日々の生活の中で頻回に飛び交うワードではありますし、私自身が意識して子ども達に使っています。(寝る前に大好きだよと伝え合ったり、海外の家族間でのlove you的な感覚で)
でも、この時に次女の口から溢れ出た「大好き」は、なんか違ったんですよ。重みというか、彼女の気持ちが言葉にすごく乗っていて。
「かあちゃん、だいすき」が、私には「かあちゃん、今日は2人の時間を作ってくれてありがとう」に聞こえたんです。
私の気の持ちようと言ったらそうなのかも知れませんが、その言葉を聞いてもちろん嬉しくもあるんだけれど、それと同時にあぁーごめんね。まだ2歳だもんね。あなたも毎日頑張ってるんだよね。もっともっとじっくり向き合っていかなきゃね。って、彼女の日々の成長をもっともっと堪能しておかないとなと後悔するなと思った瞬間でした。
この咳でのお休みも必然で、次女と向き合う時間をもらったんだなと思います。
子育ては楽しんだもん勝ち。
この瞬間を味わい尽くしていきたいものです。