音楽のデザイン

【お仕事しました】
CDジャケット周りのデザイン全般を制作しました

依頼主は三鷹にある「定食あさひ」のおかみ、麻子さん
実は彼女、お店の傍らずっとバンド活動を続けているんです

日記のように心と対話しながら衒いなく音楽を紡ぎ出す姿に、自分にはない創作との素直な向き合い方をみて、素敵だなあと思いました

歌い方も性別を超え深呼吸をするような気持ちのよさがあるし、聞いている方も何故かだんだんリラックスしてくるのです

カウンター越しに「実はデザインをお頼みしたいのだけど、、」と声をかけられて、最初は驚きましたが、話し合いを重ね、やるならしっかり仕事としてお受けいたします！ということで、制作がスタートしたのは春から夏の境目頃でした

このサブスク全盛の時代にあえてCDで出す、というところからまずは話し合って、せっかくなら手に取った方にフィジカルの良さを伝えたいし、インディーズで出すならむしろ普段できない印刷や仕様への挑戦や遊び心を出したいね！とメンバーの方達と話しながらワクワクしました

その後はいろんな印刷会社とかけ合ったり、紙の種類を調べまくったり

イラストはラフを見たメンバーの早川書房系の児童書みたいだねという一言で方向性が決まり、苦戦しつつも完成できて良かったです

プラスチックケースは最初に候補から外し、手にした時に安心感のあるようなレトロな手触りのあるクラフト系の封筒を用いて印刷しそのままジャケット(顔)の代わりにしました

裏にはお菓子のパッケージのようなシールで封をしています

歌詞カードは包装紙のような質感で、カサカサと読みながら音楽を聴いてもいいし、広げてポスターにしていただけるのも嬉しいです

フィジカルでの先行発売は、まずはお店の「定食あさひ」さんにて
お店に行かれた際には、良かったら手に取ってご覧ください

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