聖ヨセフの第2の日曜日
聖ヨセフはイエスがとても貧しい中に
生まれて飼い葉桶の中に横たえられたのを
みてとても悲しみました。
「彼は自分のところにきたのに、
自分の民は彼を受け入れなかった」
(ヨハネによる福音書第1章11節)
しかし、清らかな天使の歌声と輝かしい
栄光を見て、その悲しみが喜びに変わり
ました。
「御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼い葉桶の中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、
「いと高きところでは、神に栄光があるように、
地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、
羊飼いたちは
「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、
互いに語り合った。
そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼い葉桶に寝かしてある幼な子を捜しあてた」
(ルカによる福音書第2章10〜16節)
そして、ここでまたこの讃美歌を思い出します。
「1:神の御子は今宵しも
ベツレヘムに生まれたもう。
いざや友よ、もろともに
いそぎゆきて拝まずや、
2:賤の女をば母として
生まれしみどりごは、
まことの神、きみの君、
いそぎゆきて拝まずや、
3:「神にさかえあれかし」と、
みつかいらの声すなり、
地なる人もたたえつつ
いそぎゆきて拝まずや、
4:とこしなえのみことばは、
今ぞ人となりたもう、
待ち望みし主の民よ、
おのが幸をいわわずや、
(讃美歌 第111番)