ピアノの先生の独り言♪#45楽器店講師からピアノ教室開業への道。
ピアノ教師のmasakopianoです。
教室を開業して四半世紀、平成・令和と街のピアノ教室を運営してきました。
今日は、この春教室を開業しようと思っている方に、
私の経験をお話しようと思います。
私のピアノ教師デビューは、大手音楽教室YAMAHAです。
なので、最初は楽器店さんのマニュアルの通りレッスンをし、
レッスン料は生徒数✖️決められた取り分と交通費でした。
正直なところ、最初は学生バイトさんより低い所得でした。
まだ実家暮らしだったので、住居費など生活費は親のスネをかじっている状態でした。
大手さんの講師さんの最大の利点は、生徒募集や発表会などの事務的な作業を引き受けてくれること、講師会議やセミナーなどスキルアップや横のつながりもできること。
反対に欠点は、収入面が安定しない。空き時間を埋めたくても楽器店さんからのオファー待ち。個人的にレッスンしたくても、まずは楽器店の生徒さんになってもらわないといけない。指導面もオリジナリティを出し過ぎてはいけない。ただ、バックに大きなブランド看板があるので、社会的な信用度は大きい。
実際私も、収入は少なかったけど、YAMAHAの先生ですという安心感がありました。
大手音楽教室の先生がお若い方が多いのも、
最初は右も左も分からない新米時代は、稼ぎより、まずは先生としてのベースを作りたいという気持ちからですね。
中には自宅教室(実家)と並行しておられる先生もいらっしゃいました。
そして、結婚や出産というタイミングで音楽教室を退職という流れが、
私の時代は多かったです。
私自身、出産を機に退職し、5名の生徒さんからスタートしました。
その経緯は#1たった5人〜60人へに記載してあります。⬇️
実は・・・開業したと言っても・・・最初の頃は閑古鳥〜〜
それこそ、パートに出ようかと思ったくらい(笑)
ただ、そこで踏み止まったのは、「主婦の片手間でするな」
の夫の言葉です。
本気でやらないと、生徒さんは集まらない。
今の自分には何ができるか・・・ない頭で考えました。
税務署に開業届を出して、家の門に看板を取り付け、そしてホームページを立ち上げました。
まずは形から入る。形ができると、気持ちもだんだん事業主らしくなるものです。特に、開業届を提出し、青色申告になったことで、今まであまり考えてこなかったお金の流れ、レッスン時間と収入のバランスなどが明確になりました。
(ピアノの先生はお金に疎い方多い気がします😣)
現在の形になるまで、私は10年くらいかかりました^^;
でも今はネットでいろんな情報も得られるし、先輩先生のお話などは、
とても参考になります。その地域の世帯層や傾向も分かりますし。
私のおすすめは、お住まいの商工会議所の会員になる事です。
えーこんな小さなピアノ教室なのに?なんて思わなくて大丈夫です。
こういう小さな個人事業主を応援してくれるところです。
いろんなセミナーや交流会など様々なイベントもありますし、
融資の相談にものってくれます。
私も防音室増設とグランドピアノを増やした時に商工会議所を通じて、融資していただきました。
教室開設は、とにかく、動くこと。
特に個人事業主向けのサポートを市や県がしている場合もあるので、
広報などチェックも忘れずにです。
待っていては向こうからは動いてくれません。
最初から完璧は無理なので、やりながら軌道に乗っていけばいいと思います。
まずは、屋号を決めて、
看板を設置してみませんか?😊
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