面白いことをしていると、新たな面白いがやってくる
どうも、マサキマサユキです。
千鳥あゆむさん主催のアドベントカレンダーに参加してなにか書いてみようといろいろ考えて生活していましたが、呑んでばかりでネタが思いつかなかった。生活に集中しすぎたね。生活に重きを置きすぎた。だって好きなんだもん生活。
詰んだ!!!
そう言って終わるわけにはいかないので、酒の場でよくする話をここに書いてみよう。
—わたしは酒が大好きだ。しょっちゅうバーに出入りしている。そこで出会う初見の人と会話をしていると、こんなセリフを毎回言われる。
「何をされてる人なの?」
(和田アキ子みたいに言うな)
その問いにわたしは
「インターネットでふざけてる人です」と
テキトーな返事をして相手から微妙な愛想笑いを引き出している。わたしもつられて愛想笑いをするのだが、少しだけマジメに説明する夜も時にはある。
「メインの活動はライターです(趣味で)」
別に呼び方はブロガーでも何でもいい。インターネット記事書きマンとかでもいいぞ。お金の話ばっかりしてるブロガー(一部の人ね)と区別したいので、わたしはライターと名乗らせてもらっている。書くことが好きで生活の一部になっている。ただ、それだけのことだ。
わたしは元々おっさんレンタルという1時間1000円でおっさんをレンタルできるサービスの公式メンバーをやっていた。なんでそんな活動をしていたのかは別の機会に話すとして、おっさんレンタルの活動報告をブログに書いていたのがライター活動のはじまりだったりする。
すぐにふざける性格なので、活動報告のほかに好きなアイドル、好きな観光地(尾道)、自炊は面倒くさい等を書きはじめ、何のブログか分からない状態になっていった。個人ブログだから別にいいだろう?
おっさんレンタルの初期の依頼は”相談”がたくさんあったが、ブログでふざけだした後は相談の依頼がパッタリ途絶えてしまった。そのかわり観光、居酒屋、カフェ同行の依頼が増えていったので、ちゃんとみんなブログ見て依頼するおっさんを選んでるんだなと感心したし、少しだけ反省した。すまんの。
デイリーポータルZの投稿コーナー「自由ポータルZ」を知ったのはその頃で、なんとなく投稿した記事が入選したときは独りポリリズムを踊って喜んだ。自由ポータルで知り合った常連の投稿者さんと今も仲良くしてもらっていて、これがライター活動の中で一番の宝物かもなあ…と時おり胸を熱くさせている。酒のせいか?
自由ポータルZは投稿作品が5本入選するとデイリーポータルZにゲストライターとして寄稿できる特典がある。もちろんやってみたい。目標がある生活っていいね。わたしは編集部の方から記事の感想がもらえるだけで既に嬉しいので、今もマイペースに投稿している。ラジオリスナーがハガキを送る気持ちってこんな感じなのかなと、最近になって理解できた。
そうやって自由ポータルZに投稿をしながらブログを続けていると、欲がでてくる。「どこかのWebメディアに寄稿してみたい…」という欲が。思い立ったら”即行動型奇行種オス”のわたしはさっそく書いてみたいWebメディアへ参加希望のメールを送ってみた。
そこで返信があって人生初の寄稿をしたのがヨッピーさんが編集長のおでかけメディアSPOTだった。ちょうど尾道の観光記事が欲しかった時にわたしが連絡したのでタイミングがよかったそうだ。奇行してよかったー!心のウォールマリア破壊してよかったー!
ヒーヒー言いながら1ヶ月かけて人生初の寄稿をSPOTにして、その後もサンポー、ひざかけちゃーはん、CRAZYSTUDYと寄稿を続けることができている。拡散力も数字も足りないけどな!すまんな!がはは!楽しければ良いのです。
わたしの信条のひとつに
「面白いことをしていると、新たな面白いがやってくる」
というものがある。
おっさんレンタルの活動報告からはじまり、ブログを書き続けていたら、いろんなWebメディアへ寄稿できるようになった。今ではライター活動から知ってくれた方から、フリー素材モデルやYouTube出演の依頼を頂いたりしている。
“気付いたらこんなことになってた” が正直な感想だが、どうせならもっとたくさんの面白いことにチャレンジしたい。
最終目標はローカルテレビ局で散歩番組をやること。商店街のおばちゃんにオススメのコロッケを聞きながら、ケラケラ笑って一緒に食べたい。
—こんな説明を、酒の場でしている。
本はそんなに読まないし、書くよりも喋る方が得意だが、記事を書くことで会ったことのない、どこかの誰かに”わたしを届ける”ことができるライターは最強だと思っている。実際に地味ハロウィンで知り合った人が、わたしの記事を偶然読んでくれていたことがあった。これは本当に驚いたし、ライターをやっていて良かったと心底思った。
これからも書くことは生活の一部にしたい。こんなに楽しい趣味は他にないのだ。
そしてライターはつづく。
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