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【保存版】美術家におすすめの本16冊紹介
みなさんこんばんは、ドイツと日本で活動している現代美術家のMasaki(@masakihagino_art)です。
今回はおすすめの美術関連の本をまとめてご紹介しようと思います。ドイツでDiplomをやっていた時に一番書籍を読んでいたので、ドイツ語の本を読んできた数の方が圧倒的に多いのですが、日本語翻訳されたものを探して代わりに紹介している本も出てくると思います。アフェリエイトリンク含んでおりますので、その点も併せてご了承ください。
美術に詳しくない方から、作家の方へのおすすめのまとめていきます!
美術史、哲学などがメインです。イタリックにできないので書籍タイトルの英語名などの記載ルールは割愛ということで…
➀The story of art - E.H. Gombrich
邦題:美術の物語
最近日本語版のポケット版が出ました↑
世界中で最も多言語35ヶ国語に翻訳されており、最も読まれている美術史の本の定番。たぶん誰が答えても美術史の本と聞いて一番最初に名前が上がるのがこの本です。本の後半半分に参照画像がまとめられている形で、作品が大きく見れることがポイントかなと思います。ポケット版ではない方はもっと大きいのですが、ちょっと高額になるかも。ちなみに私は4ヶ国語分持っています。なぜか。
ただゴンブリッジはコンテンポラリー、モダン以前が得意分野なので、この本も19世紀―20世紀頃までしか話が書かれていません。なのでモダンまで。洞窟絵画から美術の歴史をが網羅されています。全美術家はまずこれを読まないと始まらない。そんな本です。
②絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで- デイビッド・ホックニー、マーティン ゲイフォード
ゴンブリッジの本よりもライトに読めると思います。こちらも美術史を総ざらいした本で、コンテンポラリーまで一応は取り扱っています。見開きで画像付きで主要な部分を紹介しているので、入門書としては読みやすいのでおすすめです。
③ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術
UKのオクトーバー派のメンバーが著者。どれも有名大学の教授だったりするメンバーです。(私はまだ日本語版は読んだことありません)
ゴンブリッジの本で足りない20世紀以降を掘っていて、図録も多く読みやすいと思います。合わせて読むと良いと思います。主要な作家の主要な作品をピックして、細かく解説しながら進んでいく、そんなような形態。作家の作品主体で美術史を読み進めていくような本です。
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