レーシックやってみたリアル体験談
4日前にレーシックやりました!前々から、興味はあり、年明けくらいに仕事の同僚がレーシックをやっていたので、そのまま紹介してもらって実施。記憶がリアルなうちに、レーシック気になっている人向けに体験談を残しておこうかなと。
まず、僕が手術を受けたのは、ここ。
品川近視クリニックというところで、後日友人も何人かが、ここで手術を受けたと言っていたので、結構大手なのでは?と思っています。(特に事前に他を調べるなどはしませんでした)
結論としては、1日(ほぼ半日)で手術は完了し、手術後すぐに、視力自体はよくなっている状態になります。ただ、当日は、手術後の違和感、僕はコンタクトがずれているか乾いているときのごわごわ感だと思っていますが、それがあるので、仕事とか通常の日常生活は送りにくいです。ごわごわ感などを我慢したり、鉄の心臓で仕事するんや!って人は、まぁ、できないことはないかも・・・
さて、事前に電話で予約をするのですが、1日で手術まですべて終わらせたいという方は、午前中に受付をすまし、その後、検診を受け、夕方から手術を受けます、という説明を受けました。朝9時に受付をしても、結局終わるのは6時、12時に受付をしても、8時までには終わりますと聞いていたので、それだったらと、12時の予約を取りました。
当日は、12時にクリニックへ行き、簡単な問診票と、事前検診としての「アベリーノDNA検査」への同意書へのサインを書かされ待合室へ。この検査は遺伝的に手術を受けられない人を見つけるためのもので、もしこの検査でNG食らったら、1万円の検査費用を支払い、さようならです。確率的には0.1%程度のようですが、手術で大事になるくらいなら受けといた方がいいですね。ちなみに、OKなら合計の手術代から1万円割引になるので、トータルの金額は変わりません。
待合室で15~20分程度待たされた後は、さっそくこのDNA検査です。改めてこの検査の重要性を動画で見せられたあと、綿棒で頬っぺたの内側の粘膜を左右10回ほどこするように言われて終わりです。この検査結果が出るのには、4~5時間かかるようで、1日手術のためには、なるべく早めに実施する必要があるそうです。
(ちなみに、この動画、Nothing Newだったので最初の説明聞いてたら観なくていいかも)
その後、再び待合室で10分程度まったら、ここからは怒涛の各種検査です。若干、うろ覚えですが、通常の健康診断で行うような視力検査から、目の表面の写真撮影(数回撮って、平均値をだしていました。僕はなかなか平均値が安定せずに撮り直しまくってました)、立体的に眼球の形か角膜の形をとらえるための写真撮影など、かなり念入りにやってもらえます。よくある、どっちが開いてるの?検査も、かなり入念に。度数調整に必要だからか、何度もレンズを取り換えながら、行われます。
検査の最後には、手術自体の説明と、機材の説明を受けます。これは、簡易説明担当の女性と、お医者さんの2段構えで行われます。
ここで、わかった面白いことは、僕の瞳孔(黒目?)は平均的な値よりもずいぶん大きいとのこと。平均6.5mmくらいのところ、僕は7.4mmほどあるそうで、瞳孔が大きいと、特に夜、取り入れる光が多くなり、目の中で光の乱反射が起こりやすくなるそうで、「ハロー」「グレア」効果と呼ばれる現象の程度が大きくなるそうです。それによっても、選ぶ機材などを考えたほうがいいという説明でした。あと、もう一つ、瞳孔が大きいと、ドライアイの傾向が強くなる?と言われた気がします。
途中、休憩をはさみながら、必要な検査と手術の説明が完了したのは、15時頃でした。僕は、上で書いたように、表面の写真撮影がスムーズに終わらなかったため、医師に手術実施可否を聞きに行ったりと、時間がかかるほうだったのかもしれません。そして、手術は17時からなので、それまでに戻ってきてくださいとのこと。2時間弱あるので、この時間は普通に仕事してました。
ここで、手術に使う機材のざっくりとした説明を。
そもそも、レーシックとは、角膜の表面に近い層を切り開いて、蓋状にパカっと開き、その中の部分をレーザーで焼き切って適切な角度に矯正するという2段構えの手術です。つまり、使う機材は2種類存在します。蓋を作るために切れ目を入れる装置(①とします)と、そのあと表面を適切に焼き切る装置(②とします)です。
①は、3世代用意されており、大きな違いは照射されるレーザーの太さ。太ければ太いほど、切れ目が粗くなります。太い縫い針で、布を縫合すると縫い目が粗くなる感じ?とでもいえばいいんでしょうか?それが、3段階あります。加えて、一番最新のものは、蓋の大きさをある程度調整できるようになったそうで、瞳の大小に対応できるそうです。
②は、大きくは2世代用意されていて、照射スピードの違いが世代間で段違いになっていることに加えて、新世代のものは、手術中の眼球の動きをトレースして、誤差をより減らす様になっているとのことです。
基本的なクリニックとしてのおススメセットは、①は2世代目、②は1世代目の少し型落ちの組み合わせで、これで、紹介割引を入れて26万円となります。
僕は、前述の瞳孔が広いことによる、ハローグレアの影響が懸念されるため、②の最新の機材を医師に勧められました(無理な勧誘ではなく、もしアプグレするなら程度)。これで、35万円です。手術が終わってだんだんと落ち着いてきている今だから思うことですが、26万円の方でよかったかなと(笑)ハローグレアは個人的にはそんなに気になりませんでした。
(というか、眼鏡を変えた時などにも、ハローグレアはすでに感じていたんですよね・・・これが瞳孔の大きさのせいだったのかな?と思いますが真偽はわかりません)
さて、とうとう、手術の時間です。17時に戻ると、再度、簡単な検査と、医師との問診がありました。上述のDNA検査結果を踏まえた最終確認です。
ちなみに、手術の後、再度視力が悪くなる原因って、角膜は削られて薄くなるのに、眼圧?は変わらないから、人によっては、そしてもちろん角膜の残りが少ないほど、眼圧に負けて角膜が再び変形していってしまうことによるそうです。割合的には全体の10~15%程度発生しているそうですが、技術も日々進歩しているし、そもそも再手術に来た人しか拾えていないから正確な値は出せないとのことでした。そして、その視力の低下を防ぐための筋肉をほにゃほにゃする手術を追加で行うためには、追加で20万円程度必要とのことでした。20万円の価値はないな、と判断したため、詳細は覚えていません(笑)
ここまでは、検査に次ぐ検査で、特に恐怖なども感じていなかったんですよ、ほんとに。だから、お医者さんにも、特に具体的な手術の詳細は聞くこともないかなーなんて。まぁ、多くの人が問題になってないんだし、気にしてもしょうがないかなと。
ですが、手術直前になり、髪の毛を纏めるキャップを被りながら名前を呼ばれるのを待っていると、やはり少しずつ不安が・・・
どうやって、眼球?頭?固定されるんだろ?
手術されてるとき、気持ち悪くて吐かないかな?
叫んじゃって頭動いたらどうなるんだろ?
と、不安な疑問がどんどんと頭をよぎりました。手術室の前に移動して待っているときも、レーザーっぽい、「しゅいいぃぃん」という音が聞こえてくるんですよ(笑)手術時間は、数十秒といわれていてもだんだんと、その「数十秒」が現実のものとして近づいてくると、さすがに怖い。
で、実際に手術台に寝かされると、まずは頭の位置をかなりしつこく修正させられるんですよ。これだけでも不安が増してきます。「え?少しずれただけでヤバイの?」って(笑)
そして、そのあと、目の周りの消毒としてアルコール綿で拭かれ、そのあと、「まつ毛が入らない様に」とメンディングテープ(ぽいもの)で、目の上下をぺたっと押さえつけられました。同時に、上に見える緑のランプを見える限りは見続けてくださいね、と。「おいおい、見え続ける【限り】ってどういうこと!?」とどんどん内心焦りが増大しました。テープ貼られたあたりから、相当視界が制限されてるんですよ。
そのあと、多分これが固定器具なんですが、筒状っぽいものを、目の上にかぶせられ、というか、押し付けられるんですよ。これがまたとても痛い。むしろ顔の角度変わっちゃってるんじゃないの!というくらい押し付けられます。これが、一番不安でしたね・・・上の方に見える緑の光も位置が変わってるんですよ・・・もう順番はこの辺になるとうろ覚えですが、洗浄用の水?も目に流し込まれています。なので、水中から遠くの緑のランプを頼りに必死に探している感じになってました。
そして、とうとうレーザー射出。射出されている感覚は麻酔のおかげもあってまったくないんですが、この緑の光がとても頼りない・・・最初の蓋を開けるところまでは確か10秒前後(これ、左右で時間違うんですよね。ま、当然か)、そのあと、ちょっと機材の変更があって、後半の焼き切りレーザー射出。こっちが、15秒前後。どんどんと、緑の光がぼやけていくんですよ・・・で、なんか、目の中にいろんな筋が見え始めると、手術が終わってる。。そんな感覚でした。
終わると、なんか事後処理みないのをされて、テープはがされて・・・
それが、両目連続で続いたら、終わり。正味10分程度だったと思いますが、めっちゃ疲れました。
終わった後、別の待合室みたいなところに通されて、10分くらい?座らされるんですが、その時の脱力感は、近年まれにみるものでしたね。でも、面白いのが、この時点ですでに視力はいいんですよ。なんか、違和感あるのに、とりあえず、遠くは見える(笑)
そのあとは、落ち着いてきたところを見計らって、目薬を4種類渡され、後は帰宅するだけです。若干、方針状態のまま、夜の有楽町をとぼとぼと駅へ向かって帰宅しました。これが、18時過ぎ。なので、17時にクリニックに戻ってからは、あっという間のできごとでしたね。
帰宅後も、基本ずっと目に違和感(上述のごろごろ感)が治まらず、なんにもする気が起きないので、僕は速攻寝ました。でも、違和感から数時間ごとに起きてしまって、結局元々聞いていたとおり、4~5時間が、痛みのピークで、その後は朝まで次第にゆったりとした時間になっていきました。
その後、今、3日が経過しましたが、若干のごろごろ感が、時折起こってきて、これはおそらくドライアイからくるものなんですが、定期的な点眼を心がけています。
以上!長文失礼しました。
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