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“プロ”は結果に真摯であれ。-敗戦と俯瞰からの学び-

少しタイムラグが出来てしまいましたが、今週火曜日に
PPPTOKYO5周年記念公演、大盛況の末閉幕いたしました。

女子選手の活躍が目立った本公演。

お越しいただいた皆様、YouTubeでご視聴いただいた皆様、いつも応援して頂いている皆様、
本当にありがとうございます!!

📹YouTubeアーカイブは絶賛視聴可能です。
無料で見られちゃうんです。
制作費、かかってます。
けれど知ってもらうための前向きな投資。
今後は是非会場などでのご支援もお願いします!

過去一番の視聴伸び率。

まず一つに、今回の公演は多方面への感謝の想いが強くあります。
日頃から応援し続けてくださるファンの方はもちろん、年間スポンサー企業様やワンマッチスポンサーでご協力いただいた企業様など、ご縁とご支援に感謝します。

そして、所属選手の参戦をご快諾いただける各プロレス団体様、今回に至ってはスターダム様までオファーをご快諾いただいたということで、感謝の気持ちでいっぱいです。

どこか業界内でも特殊な見られ方をしている(?)PPPTOKYOですが、本流の風を巻き込んで業界の内外共に熱量を訴求させていきたい所存です。

■結果と向き合う。そして超えていく気概。

今回各試合の肝となった所属選手は全員敗戦という結果に終わりました。
プロレスにおける敗戦は、内容をもってしてお客様の心に強く刺さるソレでカバー出来る部分がありますが、まずは端的に結果として。
我々が越えるべき目標がお客様の見える部分や見えない部分も含めて明確に見えた事は大変良い学びです。

各選手が取り組むべき課題も、各々が見えてきているのであれば、それだけで組織として高みに向かえる可能性があると信じています。

また、動員やYouTubeの視聴数という点に於いては過去公演を大いに上回り、ある意味での勝利を掴み取れている部分はあるので、勝利→大勝利に向かえる施策をさらに熟考していきたい所存です。

各選手、それぞれ期待しかないのですが、今回このnoteで触れたいのは特に胸毛ニキ・八須についての考察です。唯一一抹の不安を感じました。
それはこの2年間彼の団体内外での活躍や活動を目の当たりにしているからこそ、思うことでもあります。

サワキジム高田馬場店店長でもある八須!

■本音はバレる。

まず今回一番ヤバイと感じた事は、これまで彼を応援してきたファンが離れてしまうのでは!?という危機感です。
それはプロレスに向き合う姿勢がバレこいているからです。
何事にも一所懸命に取り組む全力の姿勢が彼の良さであり、またそのキャラクターも相まって異常な会場人気や支持を勝ち取ってきた部分があります。
しかしながら、今その“一所懸命さ”に歪みが生じているのではないかと危惧しています。

PPPTOKYOを応援してくれるファンは、“プロレスラー”八須拳太郎を応援しています。プロレスラーがあらゆる事に挑戦し、立ち向かっていくから、プロレスラーとしての価値と株が上がるのです。
マスコミも、プロレスラーとしての彼の活動がアクティブで話題性に富んでいるから記事にしてきてくれていました。

しかし、きっと彼がさまざまな活動を通じていく中で、“プロレスラー”としての自覚が薄れ、他の競技が楽しくなってしまってきた部分が正直あると思うのです。

彼のバイタリティは素晴らしいし、凄まじい。

で、それが今回の試合で如実にバレたし、マイクを通じてファンにもバレた。

これまで築き上げたファンとの信頼関係、彼の残した結果がもしかしたら一瞬にして崩れる可能性だってあるんです。
その事を今一度自覚して、彼が改めてプロレスに真摯に向き合った時、本当の意味での“プロレスラー”として、さらなる様々な挑戦に意味が出てくると信じています。

そしてそれは、彼なら出来ると信じているから。
彼ほど周りに影響を与えて、周りを味方につけられる人間はいない。
それこそ才能です。

だからこそ、改めてファンのハートをガッチリ掴んで、皆んなが心から応援したいと思える存在になって欲しい。
期待を込めて応援しています。

涙の数だけ、強くなって欲しい!

■イデオロギー対立と、お客様のみたいアレコレ。

ここから先は有料記事になります。
今回自分の試合及び他のある試合を通じて、非常に学びになる事がありました。
否、この感覚て自分が現行で格闘技コンテンツを見ている感覚や、ファン時代にプロレスを見ていた感覚な訳ですが、いざ当事者になると感覚が希薄になるという話でもあります。

今回自分の試合は積年の恩讐の彼方がテーマとなった試合なわけですが、
ハッキリ言って自分だって重い気持ちで向き合ったわけです。
一部Xで少し論点がズレたファンからの返答を見かけましたが、主語が違うだけで見え方も違うよという話をここではしたいと思います。

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