「愛」と「怒り」に満ちた1年間。-2024年総括-
気づけば大晦日。2024年の最終日となりました。
毎年の事ながら、一年ずつ時のスピード感は増していきます。
同時に今年は充実度や密度という観点からもマシマシな一年となりました。
思えば昨年末にはこんな記事を書いていました。
今読み返すと、昨年は「成長」と「限界」を感じ、同時に「可能性」を感じていた自分が居たんですね。
結論として、「限界」は解消出来たと思っていて、「可能性」も伸ばせた一年となりました。
自身に関する適性判断などは昨年同様であるものの、
今年は特に「怒り」と「愛」を強く感じた一年となりました。
「怒り」は組織を大きくするための原動力。
「愛」は組織を強くするための原動力。
そんな事を強く感じ学んだ一年となりました。
https://twitter.com/Kabuto_3103/status/1873715811032113225
という事で、このnoteはじめ、自身にまつわるエトセトラを諸々“納め”ていきたいと思います。
それではいって参りましょう。
■PPPTOKYO総括
まずは本業から納めていきたいと思います。
今年のハイライトとしては
・興行数増加
・PartySoul始動
・新宿FACE公演2ヶ月に一回開催
・生え抜きの変革期
・独自ファン層構築
などが象徴的に挙げられますが、それぞれに良い点も悪い点もあり。
イベント運営会社として、興行数が増えることはもちろん良いのですが、その分リスクもあるわけで。
数字的な面で言えば、2023年に大阪進出や後楽園ホール進出を果たした時に比べるとやや落ちる面もあるのが実情です。
ただ、数字を作る上での項数やエネルギー、時間という観点で見ると今年はある意味でコスパ良く(聞こえの悪い言い方ですが)スムーズに興行を積み重ねられたという成果を感じています。
詰まるところ、全勢力とエネルギーを費やせば大箱も出来ないことはないと感じている一方で、ストレスなく日々のルーティンの中で安定の箱で興行を続けていけることは団体としての強みだと感じた一年でもあります。
そういった意味で、PPPTOKYOの新宿FACE公演に関する安定感は増してきたと感じていますし、同時にアミスタ川崎で始動した新ブランド「PartySoul」はまだまだ定着まで時間がかかるとも感じています。
とにかく日々積み上げていくしかないですね。
■PPPTOKYO課題
課題も浮き彫りになってきています。
ズバリ、プロレスに寄りすぎてしまってきた感があるPPPTOKYO。
かつての尖ったプロモーションやインパクトある話題が乏しくなってきた感は否めません。
だからこそ、「怒り」を肥やしにしていきたい。
コレまで尖ったプロモーションが出来た背景には業界に対する「怒り」。
自身の評価に対する「怒り」。
どこかに必ず何か怒っていたソレがありました。
しかしながら、一定の仲間とファンの方々に恵まれていく事で、どこか安定してしまっている自分がいるのは確かです。
その中で、よりクリエイティブなサムシングを生み出すには不安定さや怒りが必要なのだと再認識しています。
加えて組織の中での役割分担、個人に依存しないスキーム作りも大切になってくるフェーズかなと感じています。
これまで自分一人で抱えていたタスクをチームで解決する形を作っていく事で、見えなかった視座からのアプローチを作り出していかないとと感じています。
生え抜きメンバーも、一時期よりは安定期に入ってきている感がある中で、「頑張る」ことだけで評価されるフェーズも終わってきたように感じます。
2025年はより一層勝負と結果にどん欲に突き進む一年にして欲しいですね。
■PPPTOKYO展望
2025年はこれまでテンプレ化していた興行の枠組みを一度再構築して、新たな景色を見せていきたい所存です。
というよりは、あまりにも情報に溢れる現代社会、そしてあまりにも都内でプロレス興行が乱発される今の時代において、
話題はすぐに忘れ去られるし、むしろ届いていない事も多分にあります。
だからこそ、より一層の独自ファンの構築に努めていきたいわけです。
現状少しずつ拡がる独自ファン層をさらに掘っていくために、
自前の選手の育成と発掘にもっと努めないと。
さらには海外団体とのコネクションやサムシング。
この辺りはいずれお話出来たらと。
・とある構想と妄想
しかしながら、逆行して「プロレスファン」全体の中でのポジショニングみたいなものってあると思ってまして、
例えば新日本プロレスさんは見ないけど、小さな団体に愛を感じて応援してくださっている層って一定数いると思うんですよ。
だからこそ今の時代に、小さな団体同士が手を組む合同興行を持ち回りでやっていく構想ってアリだと思うんですよね。
もちろん各団体の利害が存在してくるわけですが、ファン全体の牌を広げて強固なものにしていく上で、そういった企画が必要になってくると感じているんです。
プロレス業界の歴史に学ぶと、だいたい12年周期くらいで同じような状況が生まれる事はリサーチ済みで、
かつてDDTさん、大日本さん、KAIENTAIDOJOさんで行っていた合同興行の流れなんかは、ファンの結束と熱量を生み出す素晴らしい企画だったと記憶しています。
それはそれとして、ですがそんな構想も実現出来たら良いなと考えつつ。
■「LittleParty」飲食事業総括
今年のハイライトとして「LittleParty」※以下リトパ
の発足は大きいですね。
兎にも角にも、PPPTOKYOに出演中のキャストや選手が働ける場所、そしてPPPを好きでいて下さるお客様が集える場所を作れたという事実が大きいと感じています。
その中で新宿という街にもより根付き、横の繋がりも構築していく中でイベントの認知度と信頼をさらに高めていけた部分は大いにあると感じています。
一方で、飲食事業はこんなにも数字にシビアなのかと難しさに直面する部分もあり。日々トライアンドエラーで新たな挑戦を出来た、学びに満ちた一年でした。
自分自身は身体が一つで、どうしても連日お店には顔を出せない中で、
お店自体のファンやキャストのファンが増えている現状はとても嬉しく、
その中で自分も体調面と向き合いながら、これからもリトパの空間でも感動を創り続けられる仕事をしていきたいなと思っています。押忍!
引き続き2025年も年明けから休みなく営業スタートしていきますので、引き続きのご愛顧をよろしくお願いいたします。
■柔術や趣味の総括
・柔術
たびたび発信してますが、この歳になって新たに打ち込める趣味が出来た事は大きいです。
柔術は趣味としての側面が強い一方で、もちろん練習としてもとても身になるし、
何より論理的に道を深められるジャンルが自分は好きなのだなと改めて自認する事が出来ました。
人生には感覚的なソレと論理的なソレが共存すると思いますが、
後者に知的好奇心や快楽を覚えられる人は柔術向いている気がします。
引き続き2025年も、まずは何よりも継続する事を目標にコツコツ積み上げていきたいと思います。
・筋トレ関連
一方で、パワーリフティングをはじめとする筋トレ関連は優先度が落ちた一年でもありました。
とはいえ時間は有限で、逆に言えば自分の人生の中でのワークシート的なものがちゃんと整理出来ている感はあり。
筋トレはある程度まで構築したノウハウと経験があれば、何歳からでもリビルド出来ると学んだ節もあるので、今後もマイペースで向き合っていきたいなと。
・食とお酒
グルメ関連については、仕事で飲食を始めた事もあり、
完全に健康を害してしまったバッドな一年でもありました。
お酒と食は自身の身体と向き合って、程々が一番ですね。
・海
夏以外の季節も好きになることが悩みなくらい、夏に溺れた2024年。
海と太陽光が好きなんです。
■つまるところ、「愛」なんよ。
で、本記事の中締め的な流れになりますが、本年は「愛」という事に深く考えさせられた一年でした。
プロレスラーのマイクひとつとってみても、結局「愛」がある人間のソレは響くし、愛がない人間の言葉はいつかバレる。
仕事も一緒で、コンテンツや商品に対して「愛」がある人間の取り組みは、今ダメでもいつか結果が出るものだと学びました。
PPPTOKYOというまだまだ弱小のこの団体に、それでも沢山の「愛」を持って取り組んでくれる仲間の存在にとても支えられた一年でした。
同時に単にワークとして受け流して仕事する人たちにも触れ(その事自体悪くない。だって仕事だから)、「愛」の重要性を再認識した部分もあります。
お金も正義、名誉も正義。だって皆生きるために必要だから。
それでも紆余曲折あって「愛」を持って取り組んでくれる仲間を自分は大切にしていきたいし、そんな仲間と掴み取る価値ある結果こそ、真の幸福なのだと胸を張って言えるようになりました。
そして「愛」の先に、しっかり仲間に還元できる組織を作る事が、自分の更なる使命だと感じています。
2025年は「拡大」と「変革」の年にしていきたい。
■2025年 想いと野望
そんな感じで意気込んだところで、具体的に2025年に以下の事を成し遂げたいと思っています。以降は三富兜翔に興味がある人にだけ読んで頂きたいので有料とさせていただきますが、
実は新たに一本軸を作って取り組みたい事業があるという事。
そして団体としてある事に取り組む事。
さらに選手として対戦したいアノ人とあの人について。
PPPTOKYOに呼びたいアノ選手。
など、組織としての意見というよりは個人の野望と想いとして。
以下に綴っていきたいと思います。
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