年内最終公演ありがとう。でも本音は65点。
昨夜はPPPTOKYO年内最終公演、新宿FACE公演に沢山のご来場ありがとうございました。
チケット完売には少し届きませんでしたが、最近の公演の中では動員の数字も良く、合わせてYouTbeライブ配信もまだまだ視聴が伸びています。
一つよしなに。
刺激的な見出しとさせていただきましたが、これ本音です。
いや、興行自体良かったと思うんですよ。
お客様からのリアルな反応も良いです。
クライマックスパーティー、エンディング、最高でした。
特に大門寺選手がこの一年間PPPマットでプロレスラーとしての吟時を見せつけてくれて、我々を引っ張り上げて押し上げてくれたことに本当に感謝しています。
興行は事前のプロモーションから、オープニングバウト、そこに続いていく試合、マイクや演出などの緩急を持ってして、全てが繋がりあって最高の作品になっていきます。
それが最後はクライマックスパーティー、メインイベントへと繋がって締まると。
そういった広義の意味で、求めていた真の感動と熱狂。「PPPTOKYO凄いわ、これ!」という反響をもっと作れたという後悔の念が少なからずあります。
でも、それが出来なかったのもまた今の我々の実力、はたまた自分の判断力が不足していたと自戒するしかないですし、今後の課題です。
何が起きたかという考察については、有料部分で述べるとして、以下の無料部分では興行全体のフィードバックとQ &Aなどを綴っていきたいと思います。
▪️試合中に音楽をかけるのを辞めて欲しい問題。
こちら、YouTubeのコメント欄にてよく見かけます。
PPPTOKYOでは公演中の数試合を音楽をかけながら展開しています。
まず、この意図について説明していきたいと思います。
・とにかく初見の人にとっての入口を作りたい。
まず、この音楽問題についてプロレス大好きハードヨカタ勢の意見は黙殺したいと思っています。
なぜならこれらの試みはプロレスを一切知らない層に好きになってもらうための施策なので。
例えば遊園地を例にとってみたときに、その遊園地に何度も通っているファンは、アトラクションの楽しみ方などを熟知していると思うんです。
けれど、何の情報もなくその場に来た人にとってはそれぞれのアトラクションが未知すぎるし意味不明な部分もあると思うんです。
そうした時に、BGMなどの音楽が流れていると
「何となく楽しい」「何となくノレル」
っていう感覚があると思うんです。
自分はその“何となく”があれば良いと思っていて、
あの技はこうで、あの選手はこうで‥というのは、その先にあれば良い楽しみ方だと思っています。
常々標榜しているように、我々の目指すべき姿は大手プロレス団体ではなく、
ギラギラガールズやバーレスクなどのエンターテインメント産業であり、
プロレスを持ってしてその位置にいくためには、それ相応のオリジナルのファンを構築していく必要があると思っています。
そうした時に、プロレス大好き層のYouTubeコメント(会場には来ず無料視聴)はノイズではあるわけで。
しかしながらそうした既存のプロレスファン層も巻き込むべく、クライマックスパーティーをはじめとした闘いを真摯に届ける我々の姿勢もみて欲しいわけで。
プロバスケットボールを見に行っても、正直自分はバスケのルールや楽しみ方は分からなかったけれども、MCや音楽に乗ったゲームの攻防には“何となく”楽しくなれたわけです。
その感性を大切にしていきたいし、
そこにはしっかり意味づけもあるということを、この記事をご覧になっている方だけで良いので届けたかったです。
▪️各試合のフィードバックと課題
1st Party:
有料部分で後述させてください。
2nd Party:
当日発表の「X」枠。このドキドキ感と現場のリアルな悲鳴とか、これぞ一つのアトラクション的な試合で最高でした。
リアラさん、愚直にがんばってますね。頑張り方を間違っている時もあるのですが、応援したくなるサムシングを持ち合わせていると思います。
3rd Party:
これもまたPPPTOKYOが届けられる一つの枠。
ムエタイ四冠王、プロレスキャリア8ヶ月の高橋幸光選手のポテンシャルが凄すぎた!!あと一年もあれば、インディージュニア界でもトップ戦線と張り合えるのでは!?と思うほどの運動能力とプロレスセンス。
闘っている姿が、完全に飯伏幸太選手を彷彿とさせました。
試合後、大谷譲ニ選手から投げかけが。
その発信を待っていたと思う自分と、新たな挑戦を団体としていこうというプレッシャー、二つ我にあり。来年の発表にご期待ください。
4th Party:
エチカミヤビの大航海。
プロレスに向き合う姿勢や真剣度は、PPP所属選手の中で一番だと思っています。
ポテンシャルは無限大。
けれど性格が優しすぎたり遠慮がちなところがあるので、もっとワガママに主張して良いと思います。
昨日の試合が大きな分岐点になったかな!?
女子プロレス最前線タッグと試合できるなんて、恵まれてますよ。笑
Climax Party:
文句のつけようのない超大作、大決戦。
そして大門寺崇というプロレスラーの凄まじさをまざまざと見せつけられました。
同時に八須もこれぞ八須でした。
そんな八須を皆んなが待っていた。
ここからがキャリアの中で本当に大切になってくると思います。
頑張るだけで評価されるフェーズは終わったのだから、しっかりと人々の記憶と、もちろん記録にも残る活動を!
期待しています。
さて、こんなにも評価が高く思える昨日の興行がなぜ65点なのか。
もしかしたら積み上げてきたものが一瞬にして崩壊する可能性があるという人生の学びも、昨日の興行を通じて体感したわけです。
というのも、
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