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報道を“読み解ける”人間でありたい。


大阪に行っておりました。

クライマックスシリーズを観戦したり、世紀の税金の無駄遣いともされる、「海の時空館」や世界一ファンタスティックなゴミ処理場・舞洲工場等にも行けたりと、個人的な趣味が満たされな感満載です。

そんな放浪記は各種SNSまで…。

◾︎本題に…

ここ数日は、プロレス業界にとっても良くないニュースが飛び交っていました。
正直こういう類の話題にはあまり触れないスタンスですし、今後も触れるつもりはないのですが、こと報道の捉え方や、第三者の意見に関して思うところがあったのでこの記事を書いている次第です。

■自分の頭で考える。

批判を恐れずに言えば、世の中の大半は「頭の悪い人たち」で構成されていると思っています。それは全くもって人類の辿ってきた歴史そのものでしょうし、自分自身も無知と阿呆を自覚して生きているからこそ、快楽や快感を覚えられている部分があると思います。聡明になればなるほど、世の中の本質が見えすぎて、絶望を感じる事が多いかもしれません。それはそれとして。

となると、報道というものはやはり「頭の悪い人たち」が反応しやすい見出しや伝え方をしていくスタンスが賢明ということになります。
逆に言えば、頭を使わずして反応出来る内容の方がヒットしやすいということです。

真相や本質というものはきっとそんな見出しの深淵にあるのに、そこに関しての思慮を巡らすには、もしかしたら今の世の中は情報に溢れすぎてしまっているのかもしれません。

情報の取捨選択をしつつ、大切なことは自分の頭でしっかり考えられる人間になりたいとつくづく思う次第です。

■嗚呼、情弱ビジネス

つまるところ、今の世の中は情報弱者や読解力に乏しい人たちを相手にするビジネスが目先のお金は得やすいということでもあります。
どんな時代も永遠になくならない「○○ダイエット」や「必勝!○○勉強法」などは、その最たる例と言っても良いでしょう。
ダイエットも受験勉強も、“本質”を学んでコツコツ継続していくしか近道はないんです。
けれどそんな本質や真理に触れたら、見出しだけで反応する勢は怒り狂ってしまうでしょうし、そもそも自分の頭で考える習慣がない人にとっては海外の言語で話されている感覚に陥ってしまうかもしれません。
商売だって成り立ちません。
本質や真理に触れていく人生は、もしかしたら富と名声は得づらいのかも!?なんて最近考えてしまいます。

■こと自分の仕事に置き換えて…苦悩

こと自分の仕事に置き換えた時、大衆を巻き込む必要性は自覚しています。
これまでPPPTOKYOでは客単価を高めに設定して、キレイに遊び慣れている層のお客様を中心に固定ファンを確立してきました。
顧客データを読み解いた時も、大半の方々がプロレスというジャンル自体、PPPがお初という方が多く、他団体との差別化は図れてきた感はあります。
クレームなどともほぼ無縁で、それはそれでストレスのないコンテンツ作りが出来てきたという自負もあります。
一方でコンテンツをメジャー化させていくには、より多くの人たちに届けて知っていただく必要があるわけで。
見られる、知られる機会を多く作っていきたいものです。

■“ライブ”に価値あるコンテンツ作り

前述の話に戻れば、報道などにあれやこれやと文句を言う人の多くはライブで現場に来たことがない人が多い印象です。
これはデータを取っているわけではないですが、なかなか真理な気がします。
SNSの発達で、誰でも彼でも文句を言えてしまう時代。ライブで見たこともない選手、見たこともない団体にいちゃもんをつけられる時代です。

そんな大衆に認知されながらも、本質の部分である“ライブ”は信念を持って一貫して価値あるコンテンツを作っていく方向性が、正解に近いとも感じています。
だからこそ、ライブはより価格帯を上げていく必要があるのかなと。

■人生における読解力

色々と話は逸れてしまった感はありますが、
世の中の過剰な報道や炎上ネタなどに踊らされず、自分の頭で考えて報道と真相を読み解ける人間でありたいと自戒の意味も込めて思ってます。
人生を豊かにするピースは、一瞬の快楽や快感よりも、継続することで得られる達成感や爽快感だと思っています。
長く続ける事で点が線になる瞬間、パズルのピースがはまる瞬間こそ、人生の本質に近い気がします。
人生においても読解力を持って、豊かに生きたいものです。

過去に偏向報道に苦しめられた人間を知っているからこそ、こういう時は冷静に物事も見つめて考えていきたいと思った次第です。

押忍。

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