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OZAWA選手に恋焦がれて-プロレスという呪い-

多くのプロレスファンの皆様と同様、御多分に洩れず自分もNOAHのOZAWA選手にどハマり、いな、恋焦がれている今日この頃。

しかしながらその要因を俯瞰して分析してみると、もしかしたらファンの皆さんとはちょっと違う視点からのソレなのかもしれないと思い、記事にさせていただいた次第です。

後半部分で、世間にブッ刺さりまくっている要因を分析させいただきますが、まずは前半部分で、魅力を感じるに至ったごくごく個人的視点からの考察を綴っていきたいと思います。

▪️激しい共感

もちろんその強烈なキャラクターもさることながら、端々に感じる知性や性格の悪さ(褒めてます)がたまらなく魅力的であり、同時に個人的には共感する部分がめちゃめちゃありました。

好きなプロレスラー、ALLマイティ井上選手は最高すぎますよ!!

人間最高!井上さん!
山陰プロレス界隈は奇人変人まみれ。

山陰プロレス界隈に聡明期から関わらせていただいてる自分としては最高に笑って最高に納得出来ましたよ。


同時にプロレス業界の悪しきキャリア史上主義であったり、老害化する職人気質的な諸先輩方に対して感じる部分など激しい共感が多くあったわけで。

後半部分でも述べますが、今の社会構造とシンクロする部分として
「膿を出し切る」社会全体の風潮、転換期である現代社会という状況下が、ファンの方々も乗れる大きな要因になっていると思います。

鬱屈した日本社会の中で、これまで権力を握っていた組織や人間が様々な局面で「あばかれ」始め、それまで虐げられていた(キャリア的に)下の人間が中心に据えられていくという構造は、まさに今プロレスリングNOAHさんがブレイクスルーしていくソレに近しい部分はありますよね。

その中で革命の先頭で舵を握る人間に人々は陶酔していくわけであって。

やっぱり国立大学出てる人って、根本的に物事を整理する力とかロジカルに話を組み立てる力が共通して強いとい実感がありまして、
いつかお話してみたい次第です。

▪️プロレスという呪い

で、その中でも特に激しく共感したのは「プロレスという呪い」というワードですよね。
もはや自分もなぜ今もこのプロレスという仕事をし続けているかといえば、本当呪いのようなものであって。
自分自身はその方向性を団体運営であったり選手の育成やプロデュースという方向に舵を切って行くようにはなりましたが、
それも全ての元凶は過去に在籍していたプロレス団体で感じた疎外感であったり恩讐といった負のエネルギーもあるわけで。それをプラスに転換させて、火を燃やして今があるわけです。
この業界にいる上の人間に対して「何クソ」という気持ちは常にありますよ。
数字という実績を上げずに構造とキャリアの中に収まり、のさばっている人を沢山見てきました。
おっと、コンプラに反する発言まで口を滑らしそうになるので口は慎みつつ。

なのでOZAWA選手が新人時代に感じたであろう閉塞感や上からの圧力は想像が付きますし、その感情をこうして昇華させている事を素晴らしいと感じますし、応援したい次第です。

あと、根本的にたぶん変態なんだろうなあ。と、感じています。とても良い意味で。知性あふれる人は素敵な変態多いですよね。

▪️羨ましい気持ち、応援したい気持ち

自分は上記のような自分の身の振り方をした手前、選手としての欲よりもプロモーター、団体経営者としての自分のキャリアをこれからさらに積んでいきたい所存です。
なので選手としてあれだけ動けて、キャラクタービジネスも凄まじく理解した上で振る舞うOZAWA選手に、自分が実現出来なかった思いなどを勝手に投影している部分はあります。
そしていつかこの業界に真のパラダイムシフト、業界大革新を起こして欲しいですよね。
その頃までに自分もさらに力を付けて、後方支援出来る地力を付けていきたい所存です。

さて、ここからは世間に「刺さる」秘訣は何なのか!?
という事について考察していきたいと思います。
この件はOZAWA選手に限った話ではなく、一方ではウナギ・サヤカ選手についてのソレであったりするので、個人的な考察を以下に記していきたいと思います。

私もその昔沢山ペロペロしてました。


▪️プロレスラーとは宗教家である。

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