5/7 REXIT WEDDING ONLINE LAB vol.2 〜ウエディング業界における新型コロナ対策~を終えて
5/7にこのようなイベントを行いました。
4/16にやったオンラインセミナーのvol.2という位置づけでした。
コロナ禍で戦後最大の危機に陥っている結婚式業界。誰も未来が見えない中で、自分たちで答えをつくっていこうという場にできればと、開催させていただいたのが約1ヵ月前で。
開催後、多くの反響をいただき、
「実際にどのように式場がお客様に対応しているか知りたい」
「オンラインでの対応の具体例を知りたい」
「その後の業界の展開を知りたい」
など様々なフィードバックがあり、5月は毎週実施することにしました。
Vol.1が「経営目線&施行目線での新型コロナの影響について」だとすれば、今回のVol.2は、「予約済のお客様への対応について」です。
今回のゲストスピーカーは2人。
夏目哲宏さんは、「日本初のブライダル事業専門の総合法務サービス」として、法的な観点からコロナ対応に関する情報をSNSで発信し、多くの式場をサポートされていて、この分野の第1人者。
森木岳明さんは、国内でも有数の組数を担当されているホテル雅叙園東京のウエディング部門の責任者でいらっしゃり多くのケースに対応されています。
法務面、実務面、双方の観点から、産業としてどうあるべきかという議論につなげていければと開催しましたが、良い議論ができたと思います。
最大同時接続は362となり、色々なお声を頂戴できました。
話した内容をカンタンに要約すると───
・対応方法の正しい間違っているは無い、ただ、対応の良し悪しはある
・それは、現場から経営まで含めた組織力に依存している
・その組織力の範囲には、式場内組織のみならず関連ベンダー各社も含めて合意できている状態が重要
・行政の発信を基準に考えていかざるを得ない状態と理解する
・お客様の関心も高いからこそ、約款の解釈や行政の発信を自分ゴトととらえる
・法律、社会の合意、お客様理解を総合的に考える
・その上で、今後の約款のあり方を変えていく
業界の商慣習やルールもその時の人々が、その時々の世相に合わせて、創意工夫を凝らしながらつくってきたもので。そこには社会的なコンセンサスが確実に存在しているわけで、そこのポイントが変わるならばシフトする必要がある。ただ、簡単にシフトしないのはダメだという話ではなく、それに伴って困ること、特に不当な環境に陥ってしまう立場の会社・人間をどうすべきかの視野で考えて、答えをつくる必要があるわけで。
正にこの領域は、業界の会社全体がアジャストを戦略的・計画的・同調的にやるべきタイミングだなと感じられてならず、自分や会社レベルでもできることはやっていきたいなと思った次第です。
*個人的には、約款が式場ごとに違っている意味って冷静に考えると無いと思います。
*強いて言えば申込金を10万円にするのか、5なのか20なのかくらいの話で。
*キャンセル規定なのかは完全に一緒にすべきだという立場。
詳しい内容は当日のセッションをご覧いただければと思います!
*限定公開になっていますが、ご覧になりたい方は個々にDMいただければと思います。
↓DMはtwitterから↓
Vol.3も内容を公開しています。
5/14(木)は、結婚式場のオンライン接客というテーマで、リモートで情報収集する消費スタンスが広がることが確実視される中、この領域に早くから取り組まれていた、2社。
株式会社CRAZY IWAI支配人の吉田 勇佑さんからは、既存のツールの活用や、打合せ用資料のオンライン化など実際の取り組みを共有いただきます。
バリューマネジメント株式会社ゼネラルマネージャー東谷 篤志さんからは、第1回セミナーで他力野さんからシェアされた、バリューマネジメント独自開発のオンライン見学ツールの実態やポイントなどをシェアいただきます。
また、
Vol.4:5/21(木)18時~:ウィズ&アフターコロナの結婚式業界の変化・展望
Vol.5:5/28(木)18時~:オンライン結婚式ってどうよ(仮称)
という形でお送りしていきます。
その他にも、5-6月でリクシィとして仕込んでいることもあるので、ぜひ楽しみにしていてください!
リクシィの3つのvalueの1つ、new socialがまさに必要とされている状況だと感じます。
社会に新しい価値を発揮できるよう、努めていきます。
<余談>
ちなみにこのオンラインセミナーはYouTubeLiveを使っており、あんてぃも社長チャンネルを利用しています。
(結婚式の話ばっかりしているのになんと男性75%!)
チャンネル登録者数が一昨日まで190だったのが、5/7のセミナーで冒頭で登録を呼びかけて見たら259人に増えました。135%w
アナログ的なアプローチで登録者数を増やしている私です。
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