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体力よりも大事なもの。

写真は私のお散歩ルート。
こんなに素敵な場所が家のすぐ近くにあるのに、全然楽しめない日々が続いていたのよ。っていう話。

個人的な話だけど、大事なこと(当社比)なのでみんなぜひ聞いて。

SNSでは それでも楽しそうなわたし! 人生は素敵だ!子育てに大奮闘!みたいなこと書いてきたし、やったことや起こったことなどの記録が多いし、S愚痴やよくない近況のことは書かない(それに書けない)から、きっとそんなに低迷している(当社比)って気づいていない人も多かったと思うのだけど、

多分ここ3年間は人生の中で結構苦しい時期だった。

2年前。
夫が単身赴任になり、完全なるワンオペに。
小学校6年生女子と小学校1年生男子。
小6はバスケと受験勉強の両立。週5のバスケの練習と、週3の塾やら模試やら。
小1は親子共々ぶち当たった小1の壁(学童がなかったら本当にどうなっていたかわからない)。

1年前。引き続きワンオペ。
娘無事に希望の中学に入学が決まり、中距離通学が始まった。
なんせ公共交通機関が充実していない沖縄。わかってはいるけど送迎に追われる生活が始まった。
下の子。上の子のスケジュールに振り回される日々。まだ1人でお留守番はできないから、とにかくいろんなところに連れ回される。やりたいっていうことも我慢させたり、申し訳なさが溢れてきた
…同時に、ワンオペにそれはそれで慣れてきた。人手が足りない。いつも疲れてるっていう状況も、裏を返せば「自分の好きなようになんでもできる」気楽さも生まれてきて、正直いなくてもなんとかなってしまうのかも…っていう。

今年。
2月に夫が単身赴任を終えて帰ってきた。
狭いアパートの狭いリビングのど真ん中でフルリモートで仕事をする日々が始まった。
気にしないっていうけど、家族全員が夫のリモート会議の際には息をひそめて生活する毎日。
私は人の気配がすると集中できないから、何かをしようと思ったら、わざわざ私が外に出ないといけないし、お家でするヨガの練習もパタリとできなくなってしまった。
自分の家なのに自分の時間なんてない。
人手が増えて生活は少し楽になったけど、それとは別のストレスが増えた。

でね、その中で削がれていったのは私の気力。

私はアーユルヴェーダでいうところのピッタな気質なので、体力はめちゃある方。運動すれば筋肉もつきやすいし、熱量もとてもあるしご飯もたくさん食べられる。

だから本当は、その体力とエネルギーを消費するべく、ある程度動いていた方が調子がいい。

のはわかってる、わかってた。

でも
常に人のことで疲れていて
常に人のことで予定が回っていて、
体力が空回りしている中で、私の気力はどんどん削がれていって、すごく消耗していってしまった。

鬱っぽいな〜と思ったり
更年期症状もあるんだろうな〜と思ったり
漢方にも救われた。
でも本当に、気力がなくてカウチから動けない日が結構あった。
(今でもある。)

でも体力はあるから「なんで自分はできないんだろう・やらないんだろう」って自分を責めて、それがさらに気力を奪ってく。
時間はあるから、スマホばかりみて無駄に過ぎていく時間が嫌になったり、SNSで充実してるあの子や活躍してるあの子を見て胸がざわついて、「時間があるんだからやればいいのに、どうして自分は…(以下ループ)」な悪循環。

気力がないと、本当に何もできなくなるんだなって実感。(現在進行形)

さて。
ここまで書いたけど
この文章、どうまとまるんだろう笑

でも、そんな中でも
やりたいと思ってきたこと
(中途半端にやりたいことがあって手をつけられないのは本当に苦しいことだとも思った)
勉強してきたこと
(2年の単身赴任の代わりに…というわけではないが、1年のうちに2回も10日間ほど家を空けることを快諾してくれた夫には感謝、おかげでヨガセラピーの道に進むことができた)

があって、それと向き合ってこれたのはこの3年間の救いでもあったかな。

私がこの辛い3年間の中で気づいたことと、ヨガセラピーのこと、私とヨガの話を書いていく前振り、でもあるのかも。

こんな環境で書きました。海近外オフィス。
もっと早くやればよかったのに、って思うけど
本当に体が動かなかったんだってば。


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