オープン1ヶ月で1ヶ月先まで予約が取れないお店をオープンさせてもらいました
4月1日オープンから半月経ち
改めて
物件契約、工事、オープン準備、営業して思うことをまとめておきたい
今までは
株式会社ゴリップで会社組織一丸となって
120店舗近くオープンしていた
だが
今回は全部自分次第
改めてお店をオープンできる尊さを実感
(やっぱり今まで甘かったな〜と。。。😅)
【物件契約:武器は《想い》だけ!企業規模に打ち勝つ!】
このお店は僕たちの創業の一店舗目。
物件取得に関しては分が悪すぎる笑
不動産屋駆け回って情報をもらいに行くが
なかなか当たりは引けない。。
1月
いろんな繋がりから祇園石畳のエリアで
神立地の物件登場!
幸い物件情報はオープンになっておらず
奇跡的に競合なし!
奇跡中の奇跡!ツキまくってる!と思った。
ただ、前テナントがギャラリーだったため工事費はかなりかかりそう
でも、立地を考えるなら踏ん張ってココしかない!
すぐ、申し込みして話を進める。
が、
2月
なんと。日本で誰もが知るうどん屋上場企業が名乗りをあげてきた。。。
不動産屋さんは
それまでの話も一旦保留に
そりゃ上場企業の申し入れを丁寧に受ける。
そりゃ創業一店舗目の「頑張ります」しか言えないやつが
上場企業に敵うわけもない。。
かといって
一緒にやる仲間はすでにいる。諦める理由はない。
ゴリップの行動基準
「できることから考えよう。何事もプラス思考で」に救われた
周りの先輩方に相談しまくった
自分たちのできること。自分たちの武器。
○○製麺に比べて
実績も保証も安心感もある訳ない。
ただ、
上場企業の物件担当者より《想い》はある!
(それしかない!笑)
次の日から
不動産屋さんに連日頼み込み
物件オーナーさんに手紙を書き
届け僕らの想い!動け人の心〜!って感じで
そんなこんなで(?)
上場企業との競争に打ち勝ち物件契約にこぎづけました。
【工事:時間もないお金もない。できるのはお願いだけ】
物件取得に想定外の時間がかかったが
オープン日を伸ばす余裕もない。
飲食店の工事は
本当にたくさんの業者様で成り立つ
どの業者様にも時間も予算もお願いするしかない。
おかげさまで
工事に平行して、準備に入り
食材は別場所で準備をし
オープン前日に全て稼働。
たくさんの反省と共に
なんとか、なんとかオープン日を迎えられたことに感謝しかない。
(ダクトが稼働せず店内がモクモクになる事態を招いてしまった。m(_ _)m)
【スタッフ研修:伝えられるのは《想い》と《理想の店舗》だけ】
実際店舗に入って動ける時間が少ないのはわかっていたので
研修のほとんどはOFFJT
「飲食店で大切なこと」
「顧客感動満足とは」
「お客様にどんな体験をしていただくか」
「自分たちの戦略、武器」
などなど
みんながおんなじ絵をイメージできて
あとは動くだけで出来るように。
ここでも伝えられるのは《想い》だけ笑笑
不確定要素も多いけど
想い、考え方がわかって
あとは店舗で動くだけ!(幸い動けるメンバーの集まりだったので)
店舗で成功体験を積めるように。
そんなオープン準備だったが
一緒に実行してくれている仲間には本当に感謝しかないm(_ _)m
【営業開始:関わる人が多いから飲食店はドラマチック】
今の集客の状況や、お客様からの評価は
ブランド力以外何者でもない。
(ブランドについて考えることはまた後日)
改めて
自分も店舗に入って
一つの飲食店に関わる人の多さに魅力を感じる。
【工事が始まれば】
工事業者様
近隣の方
通りすがりの方
前を通る国内外観光客
うまく進むことの反対に、うまく進まず、アクシデントの数々
「何できるの〜?」「頑張ってや〜」って声かけてもらえることにホッとして
「焼鳥」は「YAKITORIなのかGrilled chickenなのか」海外の方にどう伝えるのが魅力なのか考えたり
工事中に飛び込んでくる営業マンの気合いに感動したりする。
【ネットに情報公開すれば】
電話やメッセージお客様からの問い合わせ
お決まりの新規営業の数々
今までの繋がりある、取引業者様や先輩方/友人
「いつから予約できますか?」「どんなメニューですか?」お客様からの問い合わせ、リクエスト
「オープンおめでとうございます!」(いや、まだオープンしてないけど笑)から始まる、仕入れ/販促/電力コスト削減などの攻めた営業マンさん
今までの繋がりから連絡いただいた業者様、応援くださる先輩方/友人
気にかけて頂いた連絡の一つ一つが本当にありがたく原動力となる。
【お店をオープンすると】
ご来店いただいたお客様
ご近所の皆様
配送いただく業者様
一緒に働く仲間
そこにはたくさんの顔がある。
毎日
注目いただいている緊張感にソワソワしながら
それと同時にたくさんの笑顔に心が満たされる。
自分たちの甘さゆえ、迷惑をかけてしまうこともある。
その一人一人の顔が
自分たちを成長させてくれていると実感し
「次はもっとこうしたい」前に進む原動力になる。
まだまだ半月
これから出会える
お客様/仲間の数を考えると
一店舗の飲食店の偉大さ、尊さを実感する毎日。
そして
店のクオリティに責任持って、チームを仕切って、関わる人をファンにする
店長の職は本当に《偉大》だと感じる。
毎日
たくさんの人に揉まれて
ソワソワして、ワクワクして
悔しんで、喜んで
ホッとして、やった!って思える。
本当に《飲食店はドラマチック》
思い通り行くことも、行かないこともあって
そんな日々に
成長感があって
達成感があって
人に生かされて
自分の居場所を感じて
前に進んでいける
そんなんが
飲食業の魅力なんかな〜と考える。
だから、
自分は飲食業が好きなんだろうなと気づいた激動の半月でした😆
ただただ
すごい業態オープンさせてもらえた
この環境があるから言える偉そうなことでした。
僕たちは、まだまだスタートしたばかり
自分たちのVISION高めて
もっとお客様に
もっと仲間に
もっと世の中に
面白いこと仕掛けて行こう!
そんな
谷村昌樹31歳の誕生日
令和幕開け。新時代。
爆進あるのみ!頑張れ!俺!