上達の近道〜学習するときの吸収術〜
みなさんこんにちは😊
美容師は技術職で働き始めの時はとにかく学ばなきゃいけないことはたくさんありました。
スタイリストの仕事はお客様を担当して良いヘアスタイルと提供すること。
学ぶことにゴールがなく慢心してしまうことは衰退を意味します。
無論アシスタントの仕事はスタイリストの仕事をサポートしながら毎日技術の訓練をして成長することです。
成長することが仕事で一刻も早くスタイリストになるために練習します。
美容師になって10年になりますが、下積みの時間が長かった自分が思う上達するのに近道な学び方と考え方を書いていきたいと思います。
意識することは主に3つあります。
それがこちら!!
1 先入観を疑う。
2 質問はプレゼンする。
3 とりあえず全部聞いて自分で選出する。
1つずついきますね。
1先入観を疑う
成長する上で何かと邪魔になるのが先入観。
少し複雑なんですが、何も知らないうちから疑いを持って学習しようと思ったら当然何も身につかず、ただのプライドが高い勘違いな後輩君です。
右も左も分からないうちは教えてもらったことを素直に聞けない方が良くないので何も分からないんであればまずはスポンジのように吸収する。
これは本当に大事です。
先入観を疑うのはここからです。
僕の仕事で言う先入観とは【一番はじめに先輩に習ったから意味はそこまで深く考えてはいないけどなんとなくそのままやっている技術】が当たります。
例を上げると
【初めて先輩からカットを教えてもらった時が濡れた状態でカットしてたから何も考えずにカットは濡れた状態でするものだと思ってたけど、ドライの状態でやったほうがいい場合もあるんじゃないか?】
【カラーを塗るのは下からと習ったけど下から塗っても上から塗っても塗る時間が変わらなんじゃ塗りやすく早く塗れる方でいいんじゃないか?】
【そもそもそれじゃいけない理由があるのか?いや、ないはず!】
などと言った感じです。
時が経つにつれてアレンジを加えていけばいいですが、はじめに学んだことをある程度アウトプットしてからは早い段階から先入観に疑問を持ち自分なりの方法を考えられるようになるのことが大切です。
教えてもらったことしかやらない能無しにならないために
【最初にスポンジのように吸収してその後自分なりに先入観を疑ってみよう。】
2 プレゼンして質問する
わからないことがあればそりゃ質問しますよね!
その質問で意識することがあります。
それはアクションしたことをプレゼンして質問することです。
例えば
Aさん「〇〇さん、このヘアスタイルにしたいんですけどはどう切ったらいいですか?」
Bさん「〇〇さん、このヘアスタイルにするためにトップにレイヤーをいれてみたんですけどうまくいかなくて、考え方違います?」
この2人の質問の仕方で考えてみると、
Aさんは丸々答えをもらおうとしてますよね。確かにやりたいヘアスタイルにするためにやり方を聞いていますが、自分自身でまずやってみたり、考えたりしていない。
普通に学校を卒業して社会人になった人は意外にもこのスタイルで質問しがちです。
学生のうちはこれでいいのです。なぜなら教える学校側はお金をもらっているから。
学校を卒業して美容師のアシスタントになった人は勉強しながらお金をもらっているので、せめて自分で考えて向上する思考を持っておくことが大事になります。
Bさんは正しいか間違っているか別として自分なりの考えをプレゼンして質問をしています。
これは教える側もレイヤーというキーワードが出ているのでその考えを確認して、全く間違って認識しているのか、それとも考え方的には正しいのか的確にアドバイスできます。
本来は重たくカットラインを残さなきゃいけないのならレイヤーはぜんぜん違うよと言えるし、レイヤーを入れる具合を変えるだけで良かったならその考え方は間違ってないよと言えるのでより分かりやすく伝えられます。
Aさんの場合はそのベンチマークもないのでどれくらいのレベルで知りたいのか教える側が分からないので無駄に時間がかかってしまいます。
時間を無駄にしないためにも
【自分なりに考えてやってみたものをプレゼンして質問してみましょう。】
3 とりあえず色々な先輩のアドバイスを全部聞いてその中から選別していく。
さあ、最後になりました。
後輩が悩む原因に先輩の言っていることが違って混乱することがあるというものがあります。
先輩も人間でそれぞれやり方や考え方があるので教えてもらうことに違いがあるのは当然です。
中にはそれは良くなくてマニュアル化して教えたほうがいいと言う意見もありますが、それは僕はあんまり賛成してなくて、どうしてもマニュアル化すると美容師としての活きた意見ではなくなる。
考える事で成長し、自分らしさのブランディングを一つのビジネスにしている美容師は全てをマニュアルにしてしまうのはそんなに向いていないと思うからです。
発想の逆転でたくさんの違ったアドバイスが聞けるのであればそれを素直に全部聞いてしまえばたくさんの情報がもらえて都合が良いです。
教えてもらったことは、まず一度自分の中にあるフィルターに引っ掛けます。
その後自分に合っていたり、参考になるなと思ったものを選別して採用していけば可能性が広がります。
マニュアルで一つのことしか教えなかったら同じ人間にしかならないので、それは作業で成り立ってる仕事の人がやればいいのです。
もし先輩から違うことをやっていると指摘をされたら、「あのやり方もすごく参考になりました。ありがとうございます。他の先輩からも教わってこっちも試してているところでした。」と当たり障りなくいえばOKです。
今更そんな事で怒る先輩の方が終わっていると思います。
僕も教えた後は自分で考えてアレンジしろと教えてるし、他の先輩に教えてもらったものも参考にして自分で考えて選別してと伝えています。
アレンジした内容を聞いたら嬉しくなってしまうくらいです。
考えられるようになる喜びのほうが強いので。
成長の可能性を広げるために【アドバイスをたくさん聞いて、自分で考えて採用してみよう。】
この3つの項目に共通していることは【自分で考えるということです。】
考えながら学習することで他と差をつけられることは間違いないでしょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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