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蕎麦を食べるだけで話し方の練習になる理由
人を惹きつける話し方を身につける上で大事なことって「コミュニケーション能力をあげること」です。
日頃からできる練習方法として僕が薦めている中に「人のこだわりポイントをみつけて質問し、その人に気持ちよく話してもらうこと」があります。
先日、手打ち蕎麦屋さんでこんな出来事がありました。
めちゃくちゃ美味しいお蕎麦を食べさせてもらった後、僕は食事後に店主さんとコミュニケーションを取りました。
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こだわりポイントをみつけて興味をもって自然体で質問すると…
・蕎麦屋の店主になるまでの修行の過程
・娘さんふたりを蕎麦屋の経営で養って育てていること
・個人事業のため旅行には基本的にはいけないこと
・それでも無理やり一度だけ行ったこと
・業者からの値上げの繰り返しで大変なこと
・蕎麦粉と水分量の割合
・水分との黄金比率を見つけるまでの経緯
などなど、少し質問をしただけで、どんどん話が展開し、たくさんのことを話してもらいました。
蕎麦の背景にあるストーリーを聞けて勉強になったし、店主とも仲良し。背景を知れたのでこれからこのお蕎麦屋さんに来る時は確実に味が変わると思います。
このように日常から「人のこだわりポイントをみつけて質問し、その人に気持ちよく話してもらうこと」練習をしておくと、自分の人見知りの心の殻も薄くなり、コミニケーション能力もあがり、人間関係も円滑になり、良いことづくめです。
蕎麦を食べるだけで自分の話し方の練習になるんです。
もっと具体的な方法は、拙著「人を惹きつける話し方」の第3章に書いてありますので、人見知り、口下手、話し下手な人は読んでトレーニングしてみてくださいね。
拙著「人を惹きつける話し方」(プレジデント社)はこちら
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