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自分を劇的に成長させる!PDCAノートを読んでの感想は、走りながら考えることの重要性。

Kindleで「自分を劇的に成長させる!PDCAノート」と言う本を読みました。読んだ感想はシンプル。やっぱりビジネス等において目標達成するためには、走りながら考え行動し軌道修正していく事が重要ということです。

新規事業を立ち上げたことがある人なら分かると思うけど、思った通りに行くこと、うまくいくことなんてほとんどありませんよね。

僕も、2012年に劇団四季との契約を終えてから、今の仕事の事業を起こす時もホント大変でしたよ。 軌道に乗ったのは結局2015年くらいだし、 そこまでは非正規の職員の営業の仕事を変更してしたし結婚式の司会の仕事をして食いつないだし。

そんな中、1つ目の手段がうまくいかなかったら、じゃあこうしてみよう、あーしてみよう、と2の手・3の手・4の手をドンドンと組み替えてチャレンジして試行錯誤していく。

そんな中で市場が求めているニーズがわかったり、そのニーズと自分の強みがぴったりハマる瞬間が見えてきたりします。

先が見えない真っ暗闇のトンネルの中、光を求めて前に進んでいくためには、ある程度自分が光の方角に向けて前に進んでいるんだ、という動機付けが必要になります。じゃないと途中で嫌になります。折れます。

僕もこの本に書かれているようなことを、20代の修行期間には自然とやっていたのですが、この本のように自分が改善して失敗によりつかんだ経験をPDCAノートによって積み上げていくことって、前に進んでいるという動機付けのためにめっちゃ重要じゃないかと思います。

自己効力感って言ったりもしますよね。「あー自分はなりたい自分の姿に近づいているんだ」という。

その前進距離は0.1ミリかもしれませんけどもその積み重ねを感じられている状態を自分で仕組み化し設計することってほんとに目標達成する上でも重要かと思います。

この本でいうPDCAノートの積み上げた枚数が、自分の自信と自己効力感になるということです。

著者の岡村拓朗さんは「多くの人がPDCAではなくPDDDDDになっている」と。つまり改善を見出せていないということです。

本の中で紹介されていたドラッカーの言葉も印象的です。

最高のキャリアはあらかじめ計画して手にできるものではない

そもそも最初からうまくいくって考えているから、想定外の事や困難が起きたときに諦めてしまうんですよね。

僕は、特に20代の劇団四季に合格するまでの修行期間は、毎日が挫折で、ほとんどが失敗、恥かきまくり、泥まみれだったので、 そんな生活を通して最初からあんまり期待を膨らませすぎるのは良くないと経験則で学びました。

何故かと言うと期待を膨らませると自分が後から傷つく確率が高いからです。そもそもあんま期待していなければそこまで傷つかないことがわかりました。

うまくいかないことを大前提にして走りながら試行錯誤しながら前に進んでいくと、その先に目標達成と自分のなりたい姿、自分の明るい未来が開けていくんじゃないかと思います。

PDCAサイクルを回すとかロジカルシンキングをするとかいろいろ言いますが、結局のところは 自分がやってみてうまくいったことや失敗から得られた成果、人からアドバイスをもらって気づいたこと、これらを自分の頭で「どうやったら良くなるか?」とこねくりまわして考え、行動により得られた経験も組み合わせて、走りながら試行錯誤して前に進んでいくことではないかと思います。


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