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人に頼めないのは"断られる恐れ"や"変なプライド"と普段の助け合いの行動ができていないからだと気づいたメモ。

人に何かを頼むことが得意か苦手かって言ったら僕は大の苦手だ。日本人は基本的に苦手な人が多いんじゃないかな。

「人に頼む技術」〜コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学 | ハイディ・グラント〜によると、人に頼むことができない人の理由は2つあるそうだ。

1つ目
断られるかもしれないという恐れを無意識に抱いている

2つ目
自分の弱みを見せなければならないというプライド

た、た、確かに。図星です。 でもこの本によると私たちが思っているよりもずっと多くの人が「人から何か頼まれたときにはそれを嬉しいと思ってやってくれる」とのことなのだ。

そういえば今から6年ほど前に僕が窮地に追い込まれたときにこのことを体感する強烈な出来事があった。自分が苦しんで苦しんで生み出した書籍が、出版社の都合でわずか数ヶ月で絶版となり、売れ残った自分の本が裁断されることになったのだ!

僕は、自分の本を絶対に燃やしてはならないと心に決め、その時は恥ずかしいとかプライドとかそういったのも全て捨てて、人に助けを求めた。具体的にはSNSで 本を地元の図書館や学校に寄贈してくれる人を探したのだ。

その結果、本当に多くの人が僕の思いに共感してくれ助けてくれた。大感動だった。そこからいろんなムーブメントが起きた。

あの時、人に助けを求められた理由は3つ

1つ目はチャレンジしている姿をしっかりと見せていた

出版実現に向けて僕はあきらめないでチャレンジをし続けていました。その姿を見せてくれる人がたくさんいる事はわかっていました。だから勇気を持って助けを求めることができたんです。やっぱり自分がチャレンジしていないと頼めるものも頼めませんよね。

2つ目はギブができていた

ギブファーストと言う言葉もあるが、先にやっぱり与えていないと入ってこないものです。普段のあり方としてどれだけ相手を助けられているのかも問われますよね。

3つ目は信念が明確だった

決意というか自分の信念(我が子のようにかわいい自分の本をこの世の中から消すわけにはいかない)がありました。 信念は"断られるかもしれない"とか"恥ずかしい"とか"プライド"とかそんなものをはるかに超える力があります。人に何かを頼む時はやっぱり信念が必要ですね。

人に頼むってやっぱりいまだに苦手だけど、普段の自分のあり方や周りへの良い行いをしっかりと積み上げていれば、ここぞという時は困った時は頼めるんじゃないかな。

(豆知識:サルが毛づくろいを必要以上に行うのは、自分が窮地に陥った時に助けてもらうための同盟を日頃から作るためだそうです。)

と言うことで普段からしっかりとギブを意識して積み上げていきたいと思います。営業でも何にでも通ずることですね。

このnoteの筆者


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