可変領域と固定領域
僕は最近、色々な物事について、可変領域と固定領域が何なのかを考えるようにしている。
例えば、ダイエットで言った時に、体型は「可変領域」つまり変えられるものなのだけど、食べることが好きということは「固定領域」つまり変えられないこと。そう考えた時に食べることを我慢するという方法をとったら、ものすごく苦痛で続かず、建設的ではない。
美容の上でも、自分の固定領域を理解せずに、憧れのあの人みたいになろうとしても苦痛でしかないし、可変領域を最大限に活かすことが人の魅力に繋がるのだと思う。
この可変領域と固定領域は自分の生き方を考える上でとても重要で、人付き合いの中で、相手の固定領域を変えようととすると、相手は居心地が悪く離れていってしまう。逆の立場で考えれば、その人と一緒に何かをすることは修行のようになってしまう。
これからの時代、と言うか、僕自身がこの歳になってなのかも知れないが、「やりたいことをもっとやる」とタスクを増やすことよりも、「やりたくないことを整理する」ことの方が大切な気がしていて、その上で「やるべきことを充実させる」ことが生活を豊かにするのではないだろうか。
そうやって、ある意味の身辺整理をしていく時に、自分や周りの人の可変領域と固定領域を踏まえて、誰と何をするかを考えていくと精度が高まるように思う。