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謝罪

今年も残すとろこ2日となりました。

今年1年を振り返ってみて、
過去に自分が投げたボールを、受け取り続ける1年だったなと思う。

母のために自宅のキッチンで化粧品を作り、商品化したものの、
売れずに悶々としていた自分が投げたボールを、
株式会社OSAJIの設立、丸紅さんやGRASPさんとの資本提携と言う形で受け取り、

音楽に熱中し、夢破れ、日本の文化の脆弱さに嘆いた自分が投げたボールを、
「理想論」を立ち上げる形で受け取り、

家族や友達を喜ばせたくて、料理を作り続けてきた自分が投げたボールを、
美容のための食レシピを執筆するという形で受け取った。

そして、それは受け取るのと同時に、
未来に向けて新しいボールを投げることでもあったのだと思う。

どれも、これも、充実していながらも、本当に予定通りに進まない事ばかりで、
仕事でも、プライベートでも支えてくれた人たちに感謝でしかないのだけど、
今年ばかりは感謝だけでは済まされないほど、多大な負荷をかけてしまった。

1年間、僕が決め色々な事で、大変な苦労をさせてしまってごめんなさい。
ここで改めて、謝罪をしたいと思います。

変えずとも、変わらずとも、今、特に困ることもない中で、
「変える」、つまり未来に向けてボールを投げることは、
投げる瞬間は、ただの苦労だけで何の意味も持たない。
それが、意味を持つのは受け取った未来なのだと思う。

僕が今年のことを、支えてくれた人たちに報いることができるのは、
そのボールを逃さずキャッチして、また分かち合うことでしかない。
そして、それが僕の責任と存在意義なのだと思う。

激動の1年を終え、また激動の1年が始まるのだろうけど、
今年1年、本当にお世話になりました。
何にも変え難い、感謝と謝罪の意を込めて。

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