センチメンタル国家・日本
憂国の士、石原慎太郎が2月に亡くなりましたが、彼は「日本人はセンチメンタルな民族だ」と、嘆くように言ったことがあります。
上野のパンダの高いリース料について意見を述べたときだったかも知れませんが、南米のどこの動物園にもパンダはいません。
一頭一年一億円で子が生まれても中国に返す、という契約では、そんなぼったくりには近づきません。
でも、日本におけるパンダの経済効果は数百億だそうですから、だいぶセンチメンタルな国民だと思います。
石原さんは、日本人は理より情の方を優先するので合理的判断が不得意だ、と言いたかったのでしょうが、今の宣伝戦争を感覚で生きていてはフェイクに騙されるだけでしょう。
今回のコロナ騒ぎでも、極東は免疫の地域特性があるので、死者も欧米の数%しかないのに、煽り報道に怯えて損害を大きくしました。
レインボーブリッジを赤く照らしたりして飲食業や観光業いじめをやり、接客の仕事を失った若い女性の自殺が増えたそうですから、「命こそ大切です」と言いながら緊急事態を発して有権者にアピールしても辻褄が合いません。
日本の国民はコロナが落ち着いていた現在もまだ不安を感じており、コロナでは死なない子供にワクチン接種をやっているようですが、日本政府はコロナ関連費として、もう77兆円も使ったそうですから、国の借金が一千兆だ、財政規律だ、健全化だ、といつも言っている割に、こんなインフルエンザのようなコロナに大金を浪費して、これも全く辻褄が合っていません。
今、日本中が「ウクライナ可哀そう」となって、ウクライナの国歌を合唱したり、募金をしたり千羽鶴を送ったり、青と黄色の和菓子まで売っているそうですが、今回プーチンを追い詰めたとされるユダヤ金融勢力は、80年前には日本を追い詰めて戦争に引き込み、日本文化を破壊しました。
それと同じことを、今度はロシアで繰り返そうとしているのではないのですか?
【今日の名言】
「人を動かすのは金と嫉妬だ」
早坂茂三(田中角栄の政務秘書)
※編集協力:和の国チャンネル
https://wanokuni.me/