【ストレッチの基本】ウォーミングアップとクールダウンで行うストレッチはどう違うのか?
運動やスポーツの前後にはストレッチをやったりしますよね?
僕も学生時代はサッカーをやってたので、ウォーミングアップやクールダウンで様々なストレッチをやってきました。
でも今思い返しても、そのストレッチはただなんとなくやってただけ。その意味や効果、そしてウォーミングアップとクールダウンでやるべきストレッチの種類が違うということを全然知らなかったので、ほんと適当でしたね。
でもそれを理解したうえでストレッチをやっていれば、サッカーのパフォーマンスは違っただろうなぁと今更ながら後悔しています。
このね。大きく分けて2種類のストレッチを、運動の目的に応じて使い分ける必要があったんですよ。
【2種類のストレッチ】
ストレッチは大きく分けて2種類。静的ストレッチと動的ストレッチがあり、動的ストレッチは更に2種類のストレッチに分けられます。以下のような感じですね。
静的ストレッチ
スタティックストレッチ・・・反動や動きを使わず、持続的に筋肉を伸ばしていくストレッチ。一般的に言われてるストレッチはこれ。
目的や効果 → 関節可動域の向上。筋肉のコリを取り除く。老廃物の除去。
強度 → 低い
実施するタイミング → 運動後。就寝前。
動的ストレッチ
ダイナミックストレッチ・・・動きの中で腕や足などをいろいろな方向に回すことで、関節の可動域を広げるストレッチ。反動を使わないように行う。
バリスティックストレッチ・・・反動を使いながら弾むような動作で行うストレッチ。代表的なのだとラジオ体操。
目的や効果 → 筋肉の柔軟性向上。体温上昇。ケガの予防。
強度 → 高い
実施するタイミング → 運動前。
基本的にはこのように分かれています。
なのでよく言われるのは、運動前は体を温めるためやケガを予防するために動的ストレッチをやり、運動後は疲れを取り除くために静的ストレッチをやる。
という事ですね。
もちろんこれは正しいです。僕もこのように指導しますし。
でもですね。必ずこうしなきゃいけないわけでは無いのです。状況やその人の状態、主運動の内容によっては静的ストレッチを先にやっても良いと僕は思っています。
そうした方が、その人にとって最高のパフォーマンスを発揮できる状態にすることができますからね。
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