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キノコと薬〜キノコシリーズ⑤〜自給自足カレッジ71
キノコを産む菌類とペニシリンを産むカビ菌は、同じ真菌類に属します。
1928年にアレキサンダー•フレミングがペニシリンを偶然発見した事で、その後様々な抗生物質が開発され、それまで致死の病とされてきた病気に対して人間は対抗手段を持てるようになり、多くの人のいのちが救われました。ペニシリンは、肺炎、髄膜炎、敗血症、梅毒、リウマチ熱などのさまざまな細菌感染症の治療に使用されてきています。
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そのペニシリンの発見は、アレキサンダー•フレミングが研究室で働いているときに、ペトリ皿に入ったブドウ球菌(Staphylococcus)のコロニーがカビによって汚染され、カビが育った部分ではブドウ球菌が死滅していることに彼は気付きました。彼は、このカビ菌がブドウ球菌を死滅させる物質を出しているのではないかと考え、それがペニシリンの発見へとつながりました。
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上記の写真は、癌治療に用いられるカワラタケです。
「素晴らしき、きのこの世界」の著者のポール•スタメッツ氏の母親は、2009年83歳の時にステージ4の進行性乳ガンと診断されましたが、タキソール(抗がん剤)とハーセプチン(抗体医薬)の処方と共に、カワラタケのカプセルを1日8錠取る事で寛解に至り、本が出た93歳の2018年時点で腫瘍もなく元気に過ごされているとの事です。
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本には上記の14種類のキノコが薬効があると紹介されていますが、上記のリストにあるシイタケやブナシメジ、マイタケなどは日本でも普通に食べられていて、もしかしたら日本人の長寿の秘密はこの辺りにもあるのかもしれません。
これらのキノコの薬効については、下記のように表現されています。
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医食同源、地産地消、という言葉は、よく聞きますが、その意味を菌を通して考えてみるのも面白いテーマだと思っています。
私のイメージは菌類は生態系ピラミッドの中で最も底辺に位置しており、その頂点に位置する人間を支えています。植物よりも遺伝子的には菌類の方が人間に近いとも言われており、大腸の中の腸内細菌や皮膚を守っている常在菌は、人間と共生関係を結んでいて、菌類なしでは生きて行けません。
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植物についても、二日前に(自給自足カレッジ69)腐生菌(分解生物)菌根菌、内生菌の話を書きましたが、これらの菌類と共生関係を結んでいて、これも菌類なしでは生きられない。
つまり、菌類が動物や植物のベースとなっているという事になり、土の中にネットワークを張り巡らせている菌類が我々生物の基盤になっています。
自分の住む土地で育った米や野菜、キノコを食べるという事は、その土地の菌類ネットワークと繋がるという事を意味します。
日本人は、戦前までは大なり小なりそのような菌類ネットワークの上で上手く生きてきていましたが、戦後その関係性は大きく崩れてきています。
この土地土地の菌類ネットワークとの関係性を取り戻すためには、自らお米や野菜を育てる事なのではないかと思っています。
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自給自足カレッジでは、1日8時間労働のうち4分の1の2時間を農作業に充てて、食料の8割程度の自給をする生活スタイル=クォーターファーマーを推奨しています。
是非一度、VISON農園の無料体験に来てみてください。
5月にも、本格的に自給自足が学べる講座が、毎月第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。
5月以降は、5月6日(土)・7日(日)・20日(土)・21日(日)
6月・・・ 3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)
今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。
下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく落ち着いてくる気がします。
YouTube動画(3分)
https://youtu.be/IQPWF9KBu00
体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
https://self-sufficient-life.jp
自給自足カレッジ
小柴正浩