2025年1月(J25)より、HEC Paris MBAへ進学します。
2022年12月にフランス法人を立ち上げてより早2年弱が経ちますが、個人的によりレバレッジを効かせたいと思い、このような決断に至りました。
以下駄文ですが、自分の備忘も兼ねて書き連ねておこうと思います。
(受験準備@フランスの振り返りは、さほど参考にならないと思いますが、、、追って投稿するかもしれませんし、気になる方は個別にご連絡ください)
Why France?
MBAを受験する方の大体は
Why MBA? ⇨ Why (地域・学校名)?
の手順で考えを巡らせるものだと思います。
一方で、自分の場合は先の投稿のようにまずフランスに着眼しています。
「技術の社会実装を加速する」、大学での化学の研究に端を発する原体験からメーカーでの製品開発、スタートアップ、事業開発、海外エコシステムの並行分析とキャリアの歩みを進める中で、いわゆるキャリアにおけるドメインや経験とは別軸に、エリアドメインが必要だという思いがありました。
COOを務めるRouteXとしてのフランス法人設立は、個人としても大きなマイルストーンになりましたが、10年、15年先を見据えたイノベーターとしてのキャリアと日本人であることも含めた自分のバックグラウンドを重ね合わせた時に、フランス、ないしヨーロッパにもっとディープダイブするための現状の最適解がHEC進学だったと考えています。
(もちろん直感的、非論理的なところも往々にしてありますが)
"Startup Nation"のコンセプトをもとに"French Tech"をローンチ、約10年で急成長しているフランスのイノベーション環境は、RouteXのInsightsでもまとめています。
Why HEC?
日本ではあまり馴染みのない学校ですが、QSの2024年MBAランキング (QS Global MBA Rankings 2025)では世界6位にランクしています。
…という格付けはもとより、自分にとってはフランス・イノベーションと密接に繋がっていることが最大の理由です。
大学のインキュベーターIncubateur HECはStation Fに拠点をおき再現性の高いスタートアップ、ユニコーンを輩出しています。
その他、フランスの国内R&D15%が集積しているParis Saclayともパートナーシップを組み、DeepTechの創出に寄与しています。
(下記Substackでオピニオンを書いているので、noteと合わせてSubscribeしていただけますと)
少なくとも向こう2、3年はいい意味で見通せない人生となりそうですが、型にはまることなく好奇心をもって取り組む所存です。特に自分自身の経験であるサイエンスやエンジニアリングとビジネスのConnecting Dotsに期待しています。
最後になりましたが、いろいろな相談や依頼に乗ってくださった方々にこの場を借りて感謝いたします。