みんなでこぞって祝日
私の職場では、朝礼時に「職場の教養」というものを朗読して、自分の感想を述べる習慣がある。日ごとにテーマと文章があり、意外と読むタイミングと自分の現状とがマッチすることがある。
5月3日のテーマは、「祝日とは」だった。ゴールデンウィークらしいテーマだ。
最近、家族の会話の中でも、「祝日」について話題になった。
妻「5月3日ってなんの日だっけ?」
私「なんだっけ???憲法記念日じゃない?」
妻「それってなんの日なの?」
私「・・・なんだろうね(笑)」
タイミング的にもいいし、調べてみるかと思い立った。
内閣府のHPに「国民の祝日」について載っていた。その内容には、目的や祝日の意味、経緯が載っていた。私は、その目的から興味深く、一つ一つの祝日の意味に、日本人の感性やあり方を感じることができた。
え!?そういう意味なの!!と改めて知る機会になり、私自身の祝日の捉え方も変わりそうな気がする。今回は、国民の祝日について3つに分けて述べたいと思う。
①国民こぞって祝い・感謝
国民の祝日について、内閣府が出す「国民の祝日に関する法律」では、第1条にこう記されている。
私が気になったのが、「国民こぞって」という部分。意外な言葉選びに驚いた。
こぞって【挙って】 残らず。みんな。
祝日というのは、「みんなでお祝いし、または感謝する日」なのだなと、改めて学び直すことができた。
②祝日に込められた想い
一つ一つの祝日の意味を知ると、自然や歴史・文化、人を大切にしてきた日本人の感性を垣間見ることができた。私の感想としては、祝日の意味の中に、自然のキーワードが多いと感じた。日本には四季があり、私たち日本人は、その諸行無常の季節の移り変わりを感じ取ることができる。祝日でお仕事をする人もいる。忙しい日々に追われることもあるが、祝日を通して、この感性を思い出すきっかけになる。
③母ちゃんに感謝
国民の祝日の中で、特に私が気になったのが、「こどもの日」である。
私は、こどもの日というと、こどものために何かをする日と考えていた。それはそれで間違っていないと思うが、「母に感謝する」というのは、こどもの日に対してはなかった。
5月5日こどもの日は、みんなでこぞって、こどもたちの幸福を願い、命がけで生んでくれた日本、いや世界の母ちゃんたちに、感謝したい。
そして、みんなの祝日、こどもたちにも伝え続けていきたい。
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