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サブスクリプションモデルを、成功させている人は何をしているか。
ビジネスの本質は社会貢献です。社会に価値を提供することがビジネスです。
ビジネスにはさまざまなモデルがあります。そのビジネスモデルの1つに、 サブスクリプション(継続課金)モデルがあります。
サブスクリプションモデルはインターネットによって、誰でも簡単に取り入れることができるようになりました。しかし、これを実際のビジネスに取り入れるのは簡単ではありません。
実際にサブスクリプションモデルを成功させている人は、何をしているのでしょうか。
【1】広告に力を注いでいる
サブスクリプションモデルを成功させている人はまず、そのサブスクリプションサービスを「認知させること」に力を注いでいます。
これは当たり前のようで、当たり前ではありません。自分のビジネスを積極的に広告できる人は、多くはないのです。特にビジネスを社会貢献だと考える人は報告することに躊躇する傾向があります。
サブスクリプションサービスが成功している人は、広告することに躊躇していません。サブスクリプションモデルでは、加入者数が重要だからです。
【2】社会的証明を強調している
サブスクリプションサービスが成功している人は、SNSで積極的に広告しています。例えばTwitterでサービス加入者の声を、積極的にリツイートして拡散したりしています。Twitter をされている方ならば、「今日のオンラインサロンの記事はとっても面白かった!」というようなツイートを、何度も目にしているでしょう。また、「オンラインサロンに入った!」というツイートも目にしているはずです。
これは「社会的証明」と呼ばれる説得技法を使ったものです。サービス提供者ではなく第三者の言葉だからこそ、人は信じてしまいます。
この社会的証明を得るためにも、加入者数が大切となります。そのために認知を得るための広告に躊躇もしないのです。
【3】カリギュラ効果を強調している
心理学でカリギュラ効果と呼ばれるものがあります。『カリギュラ』という映画が一部上映禁止になったことで、むしろ大ヒットとなったことに由来しています。
オンラインサロンについて語っているサイトなどを見ると、ほぼ確実に「オンラインサロンの内容は話せないけれど」という一文が入っています。
広告をする側は。この一文が入っているものを選んでリツイートしているのでしょう。
「内容は分からない。けれども面白い。」という評判を、私達は目にすることになります。
【4】アンチを積極的に活用する
オンラインサロンは原則として、ファンのための場所です。ファンになってもらうことが、継続課金につながることになります。
そこで大切となるのが、アンチの存在です。極端な例を言えば、ヒトラーはユダヤ人を敵とみなすことによって、ユダヤ人以外の人たちを支持者としました。共通する敵がいることで、私たちはまとまりやすくなります。北朝鮮が日本を敵とみなすのも、同じ理由でしょう。
オンラインサロンを伸ばしている人は、アンチを積極的に活用することで、ファンを増やしています。アンチの声を、自ら積極的に拡散することで、まだファンでない人のファン心理をくすぐります。そして、ファンである人達の結束を高めています。
これを心理学ではアンダードッグ効果と呼びます。
【5】ファンを作る仕掛けをしている
サブスクリプションモデルがうまくいっている人は、ファンを作ることに注力していると言ってもよいでしょう。そのために、様々な心理的技法を利用しています。社会的証明を利用し、カリギュラ効果を利用し、アンダードッグ効果を利用しています。
加入者が増えれば増えるほど、指数関数的に加入者も増えます。
だからこそ、ある程度の加入者ができるまでは時間が掛かるモデルです。
サブスクリプションモデルを検討している人は、長い時間をかけて発展させていくことを考えた方がよいでしょうね。
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