
【感想】『全力!脱力タイムズ』佐久間宣行vs.とろサーモン久保田
全力!脱力タイムズ(8/12):とろサーモン久保田に感謝のメッセージVTRを送るマッコイ斉藤wwwさらに天明麻衣子アナからも。ボロクソに言う天明アナ「シンプルに見取り図・盛山の方がラップ上手かった」wwwコンプライアンス委員会には佐久間Pが登場。有田との再会! https://t.co/DNXojTpA9w
— 林昌弘,Masahiro Hayashi (@masahiro884) August 12, 2022
またも事前告知なしのサプライズ。
いやはやお見事。
お笑い芸人=出演者からキャリアをスタートしながら『脱力タイムズ』には総合演出として関わる等、裏方としての顔も年々強くなってきている有田哲平。
片やテレビ東京のバラエティ番組制作スタッフとして長年キャリアを積みながら独立後はラジオパーソナリティはじめ出演者としての顔も強くなっている佐久間宣行。
2人とも日本のテレビ界・お笑い界のキーマンである。
とはいえ、この2人が交わったことはほとんど無いように思う。
遭遇ではないけれど、自分が強く記憶しているのは2018年12月に下北沢の本屋B&Bで行われたイベント内での佐久間Pの発言。
今宵は本屋B&Bのトークイベント、てれびのスキマ×西森路代×井上マサキ×佐久間宣行「2018年のテレビ、まるっと振り返ります」に。いやー超面白かった!書けない事たくさん?wしゃしゃって「ハロー張りネズミ」と言ってしまうぐらいにはテンション上がっていた。さぁマジ歌までに急いで帰ろう。
— 林昌弘,Masahiro Hayashi (@masahiro884) December 28, 2018
正確な文言は記録に残っていないのだが「今のバラエティ番組のキーマン」という話の流れで佐久間Pの口から有田の名前が出てきたと記憶している。
2018年の有田といえば
フジで『全力!脱力タイムズ』
TBSで『有田ジェネレーション』
テレ朝で『くりぃむナンチャラ』
Amazonプライムで『有田と週刊プロレスと』
NHKで『有田Pおもてなす』が放送開始
朝ドラ『半分、青い。』出演
と確かに八面六臂の大活躍。
この発言は特に何かの伏線になったわけでもなく、2019年以降も佐久間Pの番組に有田が出演することは無かった。
(もちろん佐久間Pがラジオでくりぃむしちゅーの話をすることは全然あったわけで不仲とか絶縁とかではない)
しかし、実は遠い昔に何なら有田がいなければ『ゴッドタン』も無かったかもしれないという重要な遭遇を果たしている。
今振り返ると『ゴッドタン』の元になった企画『ブルードラゴン』を誰も着地点が見えない中で一から組み立てたのが何を隠そう有田(!)
さらに直近ではTVerオリジナル番組『神回だけ見せます!』の中で佐久間Pが意外な形で有田の名前を口にしている。
佐久間P「やっぱ有田さんってアドリブコントの天才だもんね」
ただ、いくら佐久間Pがフリーになったとはいえ脱力タイムズの総合演出を筆頭に自らの城を構えるようになった有田との邂逅は無さそうだなぁと思っていた矢先の2022年8月12日、例によってその瞬間は突然やってきた。
自身のYouTubeチャンネル『有田哲平のプロレス噺 オマエ有田だろ!』でWWEロイヤルランブルでのロンダ・ラウジーの電撃復帰を絶賛していた有田。
アンタッチャブル復活回もだけど演出家としての有田はここに何か強いこだわりがあるように見える。
有田「何のアナウンスも無いんだよ?ここがニクいでしょ?何か出るらしいよとかじゃないの。急に」
チュートリアル福田「日本のテレビ局やったらそれやっちゃいますもんね」
有田「数字を稼がないといけないからね」
福田「あの人が復活かも!?みたいな。アカン!アカン!台無し」
まさかの有田が総合演出の番組に佐久間Pを出演者として呼ぶという裏技。
ちなみに番組前半ではマッコイ斉藤も出演者としてブッキングw
出演者と裏方の境界を軽やかに飛び越えてみせる有田。
佐久間Pの代表作であるゴッドタンの誕生に出演者として関わっていた有田が作る番組に今度は佐久間Pが出演するというお笑い大河ドラマもアツい。
佐久間Pに与えられた役割はとろサーモン久保田の芸風を徹底的に分析するというもの。
久保田さんの笑いの方向としてスタッフの悪口を言うというのが結構あるかと思うんですけど、やっぱり一個ずつスタッフの信頼を失くしていて、面白いのは全員が認めるんだけど久保田さんと勝負の番組をやりたいという若手ディレクターはいないと思うんですよね。
長々と分析を装った悪口www
でも久保田も言い返す芸風だから佐久間Pかなり緊張してたように見受けられたw
そもそもラジオでお馴染みなように自分の言った事に自分で笑うタイプだからポーカーフェイス維持の時点で大変そうw
次回のオールナイトニッポンZEROでは裏話を聴けるだろうか?