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【今週見た・聴いたもの】クイズ!THE違和感,テレビ千鳥,爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞,ラブ、デス&ロボット vol.2,佐久間宣行のANN0,アッパレやってまーす!

今週見た・聴いたもの

今週は火曜日から体調を崩してしまいテレビも映画もほとんど見られず。

こんなツイートも投稿したものの実際ほぼ見れてない。

なので寝ながら流してたラジオや今日ゆっくり見たアニメを中心に。
あとは毎週日曜の午後に書いている関係上どうしても日曜や月曜の番組を紹介しづらいので、せっかくなのでこの機会に書こうと思う。

クイズ!THE違和感

その昔、TBS日曜8時に『クイズ☆タレント名鑑』という番組があった。
クイズ番組の皮を被った悪意全開のお笑い強度の高い番組だった。
現在は『水曜日のダウンタウン』を手がける藤井健太郎プロデューサーの出世作と言っていいと思う。

この番組も(意識しているのかは知らないが)その系譜に位置している。
一見するとごく普通のクイズ番組なのだが、それを隠れ蓑にしてスタッフも出演者も遊んでいるのが最高。
ノブ違和感、パチンコ演出、ちびノブくん、LET'S BET!、大喜利回答etc.
「クイズ番組で芸人はボケて間違えるものだ」という『クイズ!ヘキサゴン』が壊した概念を取り戻しているような感覚。
(「クイズ」の後の「!」の共通に何か因縁めいたものを感じたり)
遂には宮下草薙・宮下が真剣にクイズに取り組み、それっぽい推理(と誤答)を披露するだけで面白いというフェーズに突入w
出題VTRも長いと思わないこともないが、そこに宮下やラランド・ニシダの「意外に芝居が上手い」という謎の見どころを入れてくるから結局見れてしまう。

この番組の数少ない不満点、それはレギュラー番組なのに放送回数が異様に少ないということw
2020年4月の放送開始から1年以上経つのに今回の優勝者の矢田亜希子が第19代キング=月1.5回ぐらいの放送頻度ということになる。
しかも毎回2〜3時間スペシャルで1時間放送を見たことがないw
(ちなみに明後日5/17(月) 20:00から初の通常1時間枠で放送予定)
やはり写真や映像といった素材集め等、問題を作るのが大変ということなのだろうか?
願わくば1時間枠でいいのでもう少し高頻度で見たい。

テレビ千鳥

この回がいわゆる神回だったかというと個人的にはそういうわけでもないのだが(もちろん面白いのは前提な上でこの番組の平均値・期待値が高いという意味で)こういう機会でもなければ日曜22時台の番組について書けなさそうなので。

毎週ただただバカなことをやっている。だから良い。
この日も「春菊を我慢の末に美味しく食べる」というどう考えてもテレビはおろかあらゆるYouTuberもやらないと思われるニッチな企画。
だからこそ、どんな題材でも千鳥の手にかかれば地上波放送に耐えうるクオリティのコンテンツになってしまうという凄さが浮き彫りに。

ところで大悟発案と銘打った企画が多いように思うのだが、これは大悟と作家(もしくは加地Pとか?)が会議する形で企画を決めているのだろうか?

爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!

https://tver.jp/corner/f0073534

こちらは『テレビ千鳥』の直前に放送されている30分番組。
『テレビ千鳥』が出演者の千鳥が笑いを全面的に担う番組とするならば、こっちはスタジオに巧者を揃えつつもスタッフが用意してきたVTRが笑いの肝を担っているという点で実は真逆の構造だと思う。
奇しくも(?)『水曜日のダウンタウン』と同じ構造か。

https://radiko.jp/share/?sid=MBS&t=20210510000000

5/9(日)放送の『鞘師里保と○○と』で佐久間Pが「嫉妬したバラエティ番組」として『水曜日のダウンタウン』『アメトーーク』『有吉の壁』と並んでこの番組を挙げていたのも印象的だった。

ただ、上にTVerのURLを貼った最新回はネタ番組みたいになっていて、ちょっとこの番組本来の面白さとは違う気はするw

ラブ、デス&ロボット vol.2

https://www.netflix.com/jp/title/80174608

5/14(金)からvol.2がNetflix独占配信中
- デヴィッド・フィンチャー(『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク 』『マインドハンター』『Mank/マンク』)
- ティム・ミラー(『デッド・プール』)
- ジェニファー・ユー・ネルソン(『カンフー・パンダ2&3』)
の製作総指揮の下に様々なクリエイターが集結した「成人向けオムニバス短編アニメ集」とでも言えばいいだろうか?
とにかく絵柄もストーリーもバラバラな10〜20分尺のアニメが並ぶ。
テイストは『世にも奇妙な物語』に近いか。ダーク路線ではある。
vol.1だとやはりエミー賞を獲得した『目撃者』の衝撃は今でも覚えている。
(妻に見せたらやはり衝撃を受けていた)

この度配信されたvol.2(全8エピソード)では
- サイバーパンクな世界観が炸裂する『ポップ隊』
- アニメの絵柄的な面白さが抜きん出ている『氷』
- クリスマスに間違って家族で見たらお子さんにトラウマを植え付けること間違いなしの『聖夜の来客』
が好きでした。

どうやらvol.3も決定しているようでまだまだ楽しみ。

佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)

https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20210513030000

5/12(水)放送回
ジェーン・スーがゲストに登場。
テレ東の深夜ドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』のプロデューサーと原作者という繋がり。

TBSラジオ『生活は踊る』での人生相談コーナーについて。
そもそも昔から相談をされるタイプの人だったのか?という質問に対して「そんなことは無かった」と答えるジェーン・スー。

スー「自分の得意なことって自分じゃわからないんですよね。誰かが見つけてくれる」
佐久間「宇多丸さんも映画評なんてやりたくないって言ってたのを説得されて今に至るっていいますもんね」
スー「やりたいことと得意なことって全然一致しない。でも35歳を過ぎたら体力が無くなってくるんで得意なことやった方が良いなと思って(笑)苦手の克服とか一切しないぞと思ってて」
佐久間「あーわかります。大人になってから短所が良くなるなんてこと無いですよね」
スー「あたし逆上がり出来ないもん」
佐久間「たまに後輩に相談されるんですけど、みんな自分のダメなところをちゃんと直そうとするけど大人になったら自分のダメなところが平らになるなんてことない」
スー「無い!あと平らになったところで何も良いことが無いと思う(笑)」
佐久間「丸い人間になっちゃう(笑)」

ちょうど体調を崩していたタイミングだったので余計に染みてしまった

アッパレやってまーす!

https://radiko.jp/share/?sid=MBS&t=20210513220000

5/13(木)放送回
普段は情報量の多い作品を読み解くのが楽しいのだが、こういう体調の時はとにかく情報量の少ないものが欲しくなる。
この番組はその最たる例(褒めてます)
毎週とにかくどうでもいい雑談が90分聴ける。
この日はリアルタイムで流していたのだが、バイきんぐ小峠が不在という緊急の展開からスタート。
当たり前だが用意してきたトークは無意味になりアドリブで(という表現が適切なのか不明だが)トークが転がっていく。
割とすぐ連絡がつき、都内なので15分ほどであっさり到着。
注目の言い訳は

すみません。家で酒飲みながら餃子焼いてました。

俺ももう少し頑張ってみるかと思えた。

来週見たい・聴きたいもの

5/18(火)

- 考えすぎちゃん シーズン4(Paravi)

5/19(水)

- evening cinemaニューシングル『燦きながら』

5/21(金)

- 地獄の花園(バカリズム脚本の劇場映画)
- アーミー・オブ・ザ・デッド(ザック・スナイダー監督のNetflix映画)
- フライト・アテンダント(高評価らしいHBO Maxオリジナルドラマ)
- CHAIニューアルバム『WINK』

5/22(土)

- IPPONグランプリ

5/23(日)

- マスター・オブ・ゼロ(まさかまさかのシーズン3)

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