【感想】ゴッドタン『いきなり番宣選手権』
6/12・19の2週またぎで放送された企画
企画の発端は2月に放送された『壁ある芸人矯正プログラム 野田クリスタル編』
ここで驚異のポテンシャルを見せた小椋梨央がメインに大抜擢という形なのだが、これが実はなかなか複雑な構造。
1. 即興で番宣に挑戦する企画だということは事前に伝えられている。
2. よって小椋さんは前回以上に真面目に即興番宣に取り組む。
3. 仕掛け人である芸人は単に小椋さんを困らせるのではなく、彼女の良さを引き出さなければいけない。
つまり小椋さんサイドはシュートで芸人サイドはプロレスという構図の正真正銘の真剣勝負。
当初は未公開SPのおまけ企画的に15分程度に収まればという見込みだったらしいけど、小椋さんが前回同様にハネるか不明なんだからそりゃそうだよねと。
企画説明時におぎやはぎ小木が
小椋さんに対する負担デカすぎません?
と言っていたけど仕掛け人の負担も同じくらいかそれ以上にデカいと思うw
1回戦の挑戦パートナーは小木。
何も決められない自信ゼロ芸人というキャラで登場。
打ち合わせが始まるとすぐ
小木「正直に言わしてもらうけど、小椋さんの決めたやつを全部やる」
酷すぎる丸投げw
そんな小木を引っ張ってネタを組み立てていく小椋さん。
小木が5歳児で自身が先生役という設定を提案。
小木「せんせ〜い きょうてんきいいです〜」
小椋「子ども多分そういうこと言わない」w
小木のボケにガチのダメ出しwww
5歳児ボケを小木に色々やってもらいながら一生懸命考える小椋さん。
劇団ひとり「演出家の目をしてる」
何か見えたらしく、小木に「それでいきましょう」と指示していざ本番。
一手に引き受けたオチのフレーズは
働け小木!お前49歳だろうが!
ネタのオチとしてもここまでのふがいない小木へのガチ叱咤としても読み取れる見事なツッコミwww
2回戦のパートナーは矢作。
与えられたキャラは「テンション高いだけの超テキトー芸人」
小椋さんにネタを考える暇を与えず即番宣に持ち込む矢作。
それでも即興でクイズを出して番宣を成立させる小椋さんが凄い。
しかし矢作からは何も出てこないwww
この辺りから(恐らく小木編との差別化を図って)劇団ひとりがイヤモニ越しに指示を出して遊び始める。
面白いけど結局「何も出来ない芸人」という意味では小木の時と同じなのでは?と思いながら見ていたので劇団ひとりさすがだった。
矢作にとっては目の前の小椋さんへのドッキリを継続しつつ劇団ひとりの仕掛けにも対応しなければいけないという二重構造に。
双津Dの色んな「キュー」の言い方wwwww
(あれって双津Dにも誰かが指示を出してるんだろうか?)
何も出てこない矢作とキューが飛び交うカオスな現場で小椋さんが矢作に出した即興クイズは
予告を撮る前に言う合図の言葉は何でしょうか?
すげぇ!!!
矢作も思わず小椋さんの目の前でガチ感心w
3回戦は劇団ひとり。
与えられたキャラ設定は熱血芸人。
京都駅の駅員と旅行客という設定でコントを考え始める2人。
ひとり「おすすめスポットを」
小椋「私が聞きます」
ひとり「僕は何て答えますか?」
小椋「そこまで決めますか…?」w
ひとり「いや、イメージさえ貰えればあとはこっちで料理しちゃうんで」
小椋「じゃあそこで何かボケを1つ…」
ひとり「例えば?」w
小椋「でもそこまで決めちゃうと…」
ひとり「いや、頂いたのをこっちで料理しちゃうんで」
小椋「素材だけっていうことですね。じゃあ定番に金閣寺」
ひとり「これボケになってないですよね?」
小椋「でも料理されるって…どういうのだったらやりやすいですか?」
ひとり「逆になんだと思います?」w
超めんどくさいだけの意見ゼロ芸人www
前2人と違って厳しく丸投げw
さらに熱血芸人から脱線して演出家モードに入る劇団ひとり。
熱血指導で小椋さんからアイデアを引き出していく。
ひとり「東京タワー、ここは京都だよ、はい俺は?」
小椋「…」
ひとり「遅い!」w
小椋「スカイツリーはいかがですか?」
矢作(モニタリングルーム)「すごくないか!?」
ひとり「スカイツリーはいかがですか。はい、次は?遅い!考えるな!」w
小椋「五重塔だろ」
ひとり「五重塔だろ?なんで?」
小椋「京都のおすすめスポットだから」
ひとり「そっか」www
どう考えても理不尽な状況下で東京と京都を勘違いしたすれ違いコントを1人で作り上げていく小椋さんが凄すぎるw
ひとり「何か見えてきたね」
何もやってないのにwww
入れ替わりという展開まで盛り込んだ超大作コントになるが結果は最低点となる25点。
双津D「ご自分ではどこが悪かったと思います?」
小椋「何か盛り上がりに欠けたかなって」www
最後の最後まで的確w
マジでこの人は作家に転身した方が良いんじゃないだろうかw
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