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なぜPC使用者の大半がローマ字入力なのか考えてみた

ある時ふと考えた。
スマホでの文字入力は、ほぼ全員がかな入力。
(フリック方式のやつね。ややこしいので、かな入力と呼びます)
しかしパソコンはほぼ全員がローマ字入力なのだ。
なんで?

もう53歳のおっさんだが、逆パターンの入力方法の人に出会ったことがない。

この記事を読んでいる人もほとんどが同じではないだろうか?
スマホはかな入力 そして パソコンはローマ字入力

ここからは結構当たり前のことをタラタラと書いています。

まず、スマホでかな入力が大半の理由を考察してみる。

スマホの場合は、文字入力をしようとすると最初に表示されるのがおなじみの文字表示板。
こんな感じ↓↓のものが表示されます。

あ か さ
た な は
ま や ら

つまりデフォルト、あるいは推奨設定が、かな入力。

そして、初めてスマホを使った人は、たいていこの入力方法を最初に使うことになるので、違和感など存在しない。

加えて、予測変換が優秀。
たくさんの候補が表示されるから入力がとてもラクラクなのである。

わざわざスマホで、qwertyキーボード(パソコンと同じ配列)に切り替えてローマ字入力する人などいないのは必然。

結論:

スマホは最初から誰もが、かな入力で、それに慣れてしまうから、かな入力の人が大半なのである。

次に、パソコンの場合を考えてみよう。

こちらは大半の人がローマ字入力。

最初からキーボードというものが存在しており、それを使っての入力が半ば強制されている。

かな入力はもちろん可能。キーボードにひらがなも印刷されていますよね。
しかし「あ」を探すのでさえ、最初の段階では苦労する。
(数字の「3」と同じキーである)
ただし、ローマ字入力の場合でもアルファベットの位置は覚えなければならない。

けどね、アルファベットとかな、両方の位置を覚えることと比べたら、アルファベットだけ覚える方がはるかに簡単。
ならばローマ字でいいじゃん!となるのではないか?

結論:

ということで、パソコンを使う人の大半はローマ字入力になったのかなと推測した。

パソコンで超高速日本語入力をしようとすると、かな入力の方が速いのかもしれない。しかし、検定などを目標にしていない限り、そこまで高速な入力を求められることなどないのである。
だいたい頭が追い付かない。

だから、ずっとローマ字入力派が多いのでしょうね。

それにしても、人間の頭ってのは器用にできていますね。
どちらでも瞬時に対応できる。

今後のことを考えてみる:

今の若い人はパソコンよりも先にスマホを使い始める。
そして、入力をみていると相当な速度。

今後数年したら、パソコンでもスマホと同じようなフリック入力方式の「かな入力」が優勢になるかもしれない。
でも、それは日本だけなんでしょうね。
また、ガラパゴス化するのでしょうか。

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