新入社員研修では日報がつきものです。
まあ文が長いこと。
一文が3行も4行もあることさえあります。
大学生は卒業論文を書くので、その影響もあるのかもしれません。
しかしビジネスでは簡潔かつ分かりやすさが求められます。
できるだけ一文を短くして、主語と述語を整合させましょう。
ところでタイトルに挙げた「文のねじれ」とは、どういうことでしょうか。
例えば次の文を見てください。
「私が今日学んだことは名刺交換の方法ですが、意外と難しく感じて、練習の時には緊張してしまったこともあり、うまくいかないことが多く、何度も何度も練習してやっと普通に交換できるようになりました」
いかがでしょうか。
何が言いたいのかすぐには理解できません。
そして、主語と述語が整合していません。
主語=私が今日学んだこと
述語=交換できるようになりました
だめですね。
このように、主語と述語がマッチしていない状態のことを「文のねじれ」と言います。
主な原因は、助詞を多用して複文や重文にしてしまうことです。
前述したように、ビジネスで求められるのは簡潔かつ分かりやすさです。
一文一意を心がけて書くことで、文のねじれは自然と解消されます。
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