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「中国で起業して暗黒時代を生き抜いて得た3つのこと」vol.3
「働き方改革」よりまず先にやらなあかんことは何か
それは、主体性を持った「働くことへの意識改革」であり、「稼ぎ方改革」である
そもそも政府が掲げる「働き方改革」って具体的にどういう取り組みなん?って人も少なくないと思うので、わかりやすく解説してくれているサイト紹介します。
「働き方改革」を考える
私はたまたま中国で起業して、失敗して、アホなりに考えて「働くことへの意識改革」とか「稼ぐことへの意識」が強くなったけど、これってなかなか身につくもんじゃないですよね。組織の中で働いてると、やっぱ安定感とか安心感を感じちゃうのは私だけ?
2019年4月1日に施行された「働き方改革関連法」のポイントを紹介
時間外労働の上限規制の導入
【施行:2019年(中小企業2020年)4月1日~】
時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則とし、臨時的な特別な事情がある場合でも年720時間、単月100時間未満(休日労働含む)、複数月平均80時間(休日労働含む)を限度に設定する必要がある。
年次有給休暇の確実な取得
【施行:2019年4月1日~】
使用者は、10日以上の年次有給休暇が付与される全ての労働者に対し、毎年5日、時季を指定して有給休暇を与える必要がある。
正規・非正規雇用労働者間の不合理な待遇差の禁止
【施行:2020年(中小企業2021年)4月1日~】
同一企業内において、正規雇用労働者と非正規雇用労働者(パートタイム労働者、有期雇用労働者、派遣労働者)の間で、基本給や賞与などの個々の待遇ごとに不合理な待遇差が禁止される。
精神論は語ってええけど通用すると思たらあかん
「営業マンはどれだけ早くメシ食えるかや」
「気合いで新規案件とってこい」
「トラックに商品積んで下ろすまで帰ってくんな」
「仕事終わらんねやったら事務所に泊まり込みしろ」
80年代前半生まれは就職した会社に「仕事は気合と根性や!」っていう叩き上げの中間管理職がおって、それについていけるやつとついていけへんやつが綺麗に分かれる世代でして。
自分はついていける側の人間やと思ってたけど、身体はついていけても精神的についていけへんかった...ストレスで十二指腸潰瘍なったり...なんかおでこ痒なって掻くクセついてて、気がついたら血が出るまで掻き続けてたり...w
もちろんやりがいはあった!新入社員として必死で仕事覚えて、がむしゃらに仕事こなして、全国No1なって、中国留学生として選抜されて、帰国後全国No1営業所のエース的なポジションやらしてもらって。
そう、だから一方で、働く時間を短縮することで起こる問題もあるんちゃうかな?とも思う。若いうちはたくさん時間使って、たくさん考えて、ほんで失敗して、なんか一つ行動するのにも時間かかるしな。
単純に時短するのが「働き方改革」ではないんちゃうかな。
「やればやるほど成果が出る」
「もっと仕事の精度を高めたい」
「できることの幅を広げたい」
「クライアントへの提供価値を向上させたい」
「同期の中で一番になりたい」
こういうプラスの想いを持った若者はどうすればいいんやろうか?
身体壊したり、誰かに心配されるくらい無理して仕事することはオススメセーへんけど、若いうちに仕事のやり方とか姿勢とか鍛えることはめっちゃ大事やと思う。
サイバーエージェントの藤田社長も、著書『渋谷ではたらく社長の告白』で、「若いうちは質を高める前に、まずは圧倒的な量をこなすべき」と言ってるし、自分も同感。あと、考えなアカンのは「働き方改革」って「誰のための、何のための改革か」ってことやんな。
多様性のある働き方とは
経営者や「働き方改革」担当者の方がこんな風に考えてたら要注意。
「残業をどうやって減らさせようか」
「社員の有給休暇が増えたらどうやってカバーしようか」
「就業時間を短くすると生産性が落ちないだろうか」
「業務そのままで時短した分、どうやって社員のパフォーマンスあげようか」
「働くことへの意識改革」はオーナー自らが率先模範の行動起こして従業員に示していく必要があり、同時に多様性のある柔軟な働き方を推奨していくべきである。
「今はスキルを身に付けたいし、稼がなあかんから働きたい!」って人もいれば、「手のかかる小さい子供がおるけど働きたい」ってママもおる、「そんなママのために自分は家事を積極的にサポートしたい」っていうパパもおると思う。
その業務って通勤時間を費やして、会社に来てやるべき仕事なん?
残業時間の中身を把握せずに「残業時間短縮!」って言ってへん?
その会議とか報告書ってオンラインでできへんの?そもそもそれ必要なん?
マニュアルとか規則を作りすぎてて逆にパフォーマンス下がってない?
「多様性のある働き方改革」の事例として是非紹介したいのがこれなんやけど、
私が通っているお店「喫茶ランドリー」のお話でして。この note 書く時にオーナーの大西さんの note をたまたま見つけてラッキー!
ここで、これからの日本社会にあるべき「働き方」、というよりは「働かせ方」が生まれ「多様性のある働き方」と「価値の共有や共感」が創り出されている。
そして、私は今もセンタッキを回しながらコーヒーをすすり note を書いている!
私の一日とワークライフスタイル
私の中で【主体性を持った「働くことへの意識改革」と「稼ぎ方改革」】が実行されて数年経ち、今は自分でプロジェクトやワークタイムに対するマネジメントを少しできるようになったかなと思う。
当然このワークスタイルには、仕事に加えて個人としてのライフスタイルも同じタスクスケジュールに組み込まれてて、ワークライフスタイルとして形成されてる。 将来の夢もあれば、日々の趣味的なもの、自分を高める時間、友人との交流、それと婚活もせなあかんやん。
2019年6月21日(金)の1日はこんな感じ
4:00 起床&ゴロゴロ
5:00 ジョギング&筋トレ
6:00 シャワー&準備
7:00 コワーキングスペースで仕事
14:30 クライアント先で商談
15:30 カフで洗濯&仕事(家にセンタッキない)
18:30 クライアント会食
21:00 帰宅
21:30 シャワー&寝る準備
23:00 就寝
※この日はデスクワーク中心
※4~9月限定スタイル、寒い時期は熊みたいに冬眠しないといけない。
家族や仲間という存在、人生や仕事という時間といかに向き合うか。
24時間365日を誰と、誰のために、何のために使わなければいけないのか、使うべきなのか、使いたいのか。よう考えて大切に過ごしていきたい。
中国という異国で組織を離れ、暗黒時代を経験してきたから得ることができた事はこれからの新時代を生き抜くために必要な思考と行動力やったんかもしれん。
この note をきっかけに改めて気付かされた事や学ぶことは本当に多いな。
おおきに!